そして、後半は以前の企画会議で上がった、3人の「はじめての〇〇」について深掘りする場面も。普段、電車に乗らないという香取の発言から、3人がお台場に来れるかモニタリングがしたいという話に発展する。

　新しい地図を広げて間もないころ、スタッフが少なかったこともあって舞台の劇場まで電車で移動していた草彅や、「大江戸線はトンネルが狭い」など意外と地下鉄については詳しい一面を見せた稲垣も、ゆりかもめには乗ったことがない様子。果たして、迷わずにたどり着くことができるのか。ぜひとも検証してもらいたいところだ。

　加えて、「はじめての◯◯」つながりで電動キックボードについても話が広がると、草彅がフランス・パリでキックボードを購入した際、稲垣がその様子を隠し撮りしていたことを告白。「乗ってすごい楽しそうにしてるところ。すっげー楽しそうなの。1分くらいの動画、僕、隠し撮りした」と話すと、思わず草彅が椅子から崩れ落ちながら「マジでー！？」と大笑い。

　そうしたプライベート動画を稲垣は「結構僕は撮ってます！」と言うので、ぜひともいつか見せてもらえる機会があると嬉しい。同時に、こうやってポロッと出てくる彼らの話が、実は手の込んだ企画よりもずっと面白い時もある。生放送時代の「つなぎトーク」を彷彿とさせる、このゆるい雰囲気の雑談タイムも『ななにー』のよさとして残っていってほしいものだ。

　何が起こるかわからない生放送のドキドキな展開も見応えがあった一方で、収録放送だからこそできる超自由でワクワクするような企画も実現されそうな今回のリニューアル。11月5日から気分を新たに始まる『ななにー 地下ABEMA』が、彼らにとってさらなる楽しい遊び場になることを期待している。