ほとんどMCを挟まず、メドレーも含む20曲以上のパフォーマンスを駆け抜けて本編が終了。自然とメンバーを呼ぶ大歓声が沸き起こりスタートしたアンコールのステージでは、メンバーがサプライズの演出を行って会場を沸かせる場面も見られた。演目をすべて終えた後の本公演最後のMCでは、今回のツアーのセットリストや構成をメンバーが自ら企画したことが明かされた。

　また、全4曲入りのEP『アクセラレイト』を12月20日に発売することも発表。『セサミストリート』とのコラボレーションを行うことも告知され、鶴屋美咲は「告知ができることも、Girls²を待ってくださる皆さんがいるからできることなので嬉しいです。本当にありがとうございます」とファンへの感謝の気持ちを述べた。原田都愛は「皆さんがいてくれて本当に良かったなと思っています。一緒に楽しい思い出を作ってくれてありがとうございました。またすぐ会いに来るので、待っていてください」と、札幌のファンとの再会を約束した。

　各メンバーがそれぞれファンに感謝の気持ちを述べると、最後はメンバー全員が会場中のファンに手を振り、全員で「ありがとうございました！」と深くお辞儀。「会えてよかった、ありがとう」と、札幌のファンに会えた喜びを噛み締めるかのように、ステージから去るまで手を振り続けていた。

　休みなく踊り続けても全くブレることのない芯のある歌声と、体の細部までを緻密に使い尽くしたダンスで繰り広げられたGirls²のステージ。アンコールも含めて2時間ほど行われた今回の公演は、ほんの一瞬で過ぎ去ってしまったと感じるほど濃密な時間だった。これから大阪や愛知、東京などで開催される10公演のステージにも、大きな期待が高まる。

Girls²『LIVE TOUR 2023-activate-』初日レポ