最後に、2011年にミシュラン1つ星を獲得して以降、現在まで星を維持し続けており、日本最高峰の焼き鳥店として不動の人気を誇る予約困難店「鳥しき」のブラックチキンバーガーを試食。黒いバンズに金粉が乗った、見た目にもインパクトのあるハンバーガーが提供されると、関口は「バンズが黒いですね。なんでこんな黒い……焦げてる？」と、ハンバーガーを運んできた鳥しきの店員に質問。竹炭でバンズが黒く染まっていると説明を受けて納得した関口は、ボリュームのあるハンバーガーに大口を開けてかぶりつき、試食した。

　和風味つけだというブラックチキンバーガーについては、「はさメンディー！」「挟まれたい、このバンズに」と、ハンバーガーの食レポとしては新しい角度からのコメントが飛び出し、会場は笑いの渦に。関口はこのメニューがたいそう気に入ったようで、感想を伝える間もバーガーを食べる手を止めることなく、あっという間に完食してしまった。

　試食会の最後は、関口へのショートインタビューの時間に。司会者よりフェス飯を試食した感想を改めて問われると、関口は「どれも多種多様で、それぞれの良さがあって、本当に1日（会場に）いられる。食には困らないというか。音楽とともに楽しむ1つのコンテンツとして、すごく革新的でおもしろいなと思いました」と、イベントへの期待が高まるコメントを披露した。

　そして、「この『SAMRISE Festival』として世界に出ていくというのももちろんあると思うんですけど、日本に海外の方を呼べるようなイベントになると思っているので」と、将来的には訪日客の増加につながるようなイベントにしていきたいという想いを滔々と語った。

　最後に、関口は「『SAMRISE Festival』という新しい試みのイベントに参加させていただけて、本当に嬉しいです。日本のコンテンツって本当に素晴らしいものが多いので、音楽とともに、僕たちが世界に発信していくひとつのつなぎ役になれるように、精一杯パフォーマンスしていきたいと思っています。ぜひ会場に足を運んでいただけたら嬉しいです。お待ちしております」と述べ、「うメンディー」が連発された、どの場面も終始関口らしさに溢れていた試食会が終了した。

関口メンディー、フェス飯試食会全写真