2023.05.20 05:00

Aぇ! group、2年連続『カミオト－上方音祭－』スペシャルサポーター就任　見どころは「なにかが叶う瞬間がにおっています」

文・写真＝田辺ユウキ

　関西にゆかりのあるアーティストが総勢20組以上登場する、読売テレビの大型音楽バラエティ『カミオト－上方音祭－』が6月17日に生放送される。2021年にスタートした同番組では、アーティストによる歌唱パフォーマンスだけではなく、アーティスト同士のトークなどを4時間以上に渡って楽しむことができる。そんな『カミオト』のスペシャルサポーターに就任したAぇ! group（関西ジャニーズJr.）が5月15日、取材会に登場した。

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　2年連続でスペシャルサポーターを務めることになったAぇ! group。その意気込みについて、小島健が「自分を四文字熟語でたとえると、唯一無二、容姿端麗、絶体絶命、危機一髪、五里霧中。こんなところです。そんな四字熟語とは関係なく言わせていただきますが、関西らしさを出しつつ、トークで笑いをとって、歌の部分でも盛り上げていきたい」と話すと、メンバーから「知っている四字熟語を並べただけやん！」と一斉にツッコミを浴びた。また佐野晶哉は、トークナビゲーターのお笑いコンビ、海原やすよともこについて「昨年もご一緒させていただいて『Aぇ! group、ええやん』と言っていただいたから、『これから共演が増えるんちゃうか』と思ったら1年間、なんもなくて（笑）。すごく久しぶりにやすともさんにお会いできるので、1年間温めたチームワークを本番当日に爆発させたいです」と再会を喜んだ。

　初出演となった2022年の放送の思い出に関して、福本大晴は「（メンバーそれぞれの）赤ちゃんのときの写真が（番組内で紹介されて）初めて見たのですが、（佐野）晶哉は今の姿からは想像ができないくらいどっしりしていた。赤ちゃんの王様、ベビーキングだった」とその貫禄に驚いたそう。末澤誠也は「（昨年は）着ていた衣装が“網あみ”だったので、ギリギリまでマイクがつけられなかったんです。今年はマイクをつけやすい衣装にしてもらおうと思います」と衣装スタッフに頭を下げてお願い。正門良規もマイク絡みで「マイクの付け替えをしているときに（放送が）始まってめちゃくちゃ焦っていたら、（スタッフが）誰も焦っていなくて。『あ、なにをしても良いんだ』と思いました。ライブ感があるなって」と現場の自由度の高さを振り返った。

　取材会では海原やすよともこのVTRメッセージも流れ、そのなかで「Aぇ! groupに『カミオト』であいうえお作文を作ってほしい」とリクエストが。小島が「かっちり、みっちり、俺たちは、とにかく前を向いてただただ進んで来ただけなのでこの1年のパワーアップが詰まっていたらなと思って本番を楽しんで」と反則気味の回答でまたもやメンバーから「『と』が長い」「『と』だけで良かったのに」とツッコまれる。一方の草間リチャード敬太は「噛み倒しても、見栄を切れば、大人たちに、咎められない」とうまくまとめて拍手を浴びた。

　さらに、中継ナビゲーターを担当するお笑いコンビのニューヨークからはVTRメッセージで「生放送でトラブルがあったとき、時間を繋ぐための一発ギャグを教えてほしい」と頼まれ、福本は「アルプス一万尺」のメロディにのせながら「アルプス一万、孔雀」と羽を広げるようにポージング。負けじと佐野も「運動会ギャグ！　位置についたり、つかなかったり」と床に寝転ぶなどやりたい放題。

　最後に今回の見どころについて尋ねられると、小島は「Aぇ! groupが番組でパフォーマンスをさせていただくのは貴重なので、全身全霊でやらせてもらいます」、福本は「関西出身の方々が集まる、関西ローカルならではの番組。つながり、絆、それが『カミオト』の特徴です」、正門は「『カミオト』ならではの、ただのコラボではないものもあるので注目していただきたいです」、末澤は「念願の……というか、こんなことがあっても良いんかなってくらい楽しいコラボがあります。今から楽しみで仕方がないです」、草間は「（コラボに関しては）これ以上はなにも言えません（笑）。でもいろんなアーティストさんと話す機会があるので、軽快なトークも楽しみにしてください」、佐野が「関西Jr.、そしてファンのみなさんにとっても、待ちに待ったなにかが叶う瞬間がにおっています」と期待値を上げ、あらためて正門が「グループとして夢が叶いそう」と“予告”した。

　『カミオト－上方音祭－』は6月17日昼0時53分から読売テレビで放送されるほか、前日特番『カミオト－前夜祭－』もオンエア。さらに6月3日には、大阪・なんばHatchで『カミオトLIVE』を開催。キュウソネコカミ、新しい学校のリーダーズ、きゃない、すりぃなどがライブを行う。また、2022年にTikTokで約250万回再生された番組オリジナルショート動画「カミオトチャレンジ」がLINE VOOMのオリジナル機能になって展開される予定だ。