ジャニーズWEST 重岡大毅、濵田崇裕、桐山照史……2023年春ドラマでの活躍に期待

番組宣伝でも垣間見えた濵田の生真面目な姿勢

　4月10日スタートの月9ドラマ『風間公親 －教場0－』（フジテレビ系）で木村拓哉との共演を果たすのが濵田崇裕だ。同作はSPドラマとして放送された『教場』（2020年）、『教場II』（2021年）に続くシリーズ3作目。濵田は神奈川県警本部捜査一課の刑事・谷本進一を演じる。当初は出演のオファーをドッキリだと思い“またまた”と思いながら聞いていたという濵田。ドラマに関して「風間指導官の前での僕は、リアルな緊張をしている表情、シーンがあります（笑）。その緊張感がリアリティーを出して、いいシーンが撮れていると思います」と語っていた濵田であるが（※1）、番組宣伝のため出演した番組では大先輩の木村を相手に濵田の人柄が光る場面も。『クイズ！ドレミファドン春ドラマ3時間スペシャル』（フジテレビ系）に木村と共に出演した濵田。出演者はそれぞれのドラマタイトル名が記されたうちわを手にしていたのだが、濵田は終始、うちわをジャニーズファンのように胸の高さで生真面目にキープ。先輩が主演するドラマをしっかりとアピールしていた姿が実に濵田らしかった。

　演技力についても、濵田の憑依型の演技のクオリティの高さは多くのファンに知られているが、今回のように脇を固める役どころの場合には、絶妙な引き算の芝居ができることも魅力。作品の中できらりと光るスパイスのような存在感を放つことを期待したい。

好評を博したグルメドラマのシーズン2に挑む桐山

　自身主演による前作のシーズン2に挑むのが桐山照史だ。4月6日にスタートする『ゲキカラドウ2』（テレビ東京系）で、再び営業マン・猿川健太役を演じる。猿川の上司である東京支社の営業促進室室長・谷岡（平田満）が唱える“ゲキカラドウ”により、日々成長していく姿を描く同作。ストーリーに加え、ドラマに登場する様々な“絶品激辛料理”を楽しみに視聴しているというグルメファンも多い。前作では桐山が辛さを訴えながらも“ゲキカラ”な料理を実に美味しそうに食べる姿にも注目が集まっていた。放送時間が深夜の24時30分からということもあり、SNSでは「今回も深夜の飯テロに悩まされそう」「辛い物を準備して見る」といったコメントも寄せられている。

　グループでパーソナリティーを務めるラジオ『bayじゃないか』（bayfm）では、「大食いタレントの動画を見るのが好き」と語っていることもあり、美味しそうに見える食べ方の研究も万全で挑んでいるのではないだろうか。

　桐山が演じる猿川は人情に厚く、困難にぶつかっても会社の仲間と一緒に、試行錯誤しながら乗り越えていく営業マンという役どころ。猿川のひたむきな姿を見て、元気をもらえる視聴者も多いのではないだろう。同局のグルメドラマ『孤独のグルメ』のように長く愛される作品になることを祈りたい。

　ダンスや歌に加え、俳優として才能を発揮するメンバーを多く有するジャニーズWEST。『それってパクリじゃないですか？』のオープニング曲には「パロディ」、『ゲキカラドウ2』の主題歌には「しあわせの花」とそれぞれジャニーズWESTの新曲もフィーチャーされており、俳優としての活躍がグループ活動にも反映されている。それぞれの作品でどのような表情を見せてくれるのか、放送を心待ちにしたい。

※1：https://realsound.jp/movie/2023/03/post-1278255.html