Nissy(西島隆弘)、6大ドームツアー完走 独自のエンターテインメントの美学が詰まった東京ドーム公演を振り返る

 後半戦は、ゆったりとした雰囲気で「I Need You」からスタート。続けてスタンドマイクで「僕にできること」へ。シンガロングパートでは、「一緒に歌いませんか」、「またこの環境でいつ会えるかわからないから、僕以外のこの景色を見てください。しっかり目に焼きつけてください。そしてたくさんの声を共有してください」と呼びかけた。映像を挟んで始まったのは、「Get You Back」。ゾンビに扮したダンサーや、おばけを模った照明などで会場の雰囲気を盛り上げると、雷音が鳴り響いて真っ白の衣装に着替えたNissyが登場。迫力あるパフォーマンスで会場を魅了していく。ここで、客席にトロッコが登場。そこにはNissyの他に、『PEANUTS スヌーピー』のスヌーピー、チャーリー・ブラウン、ルーシー、『セサミストリート』のエルモ、クッキーモンスター、アーニー、バートの姿が。一緒に「The Days」を披露すると、続けて「トリコ」へ。「まだまだ遊び足りないでしょ! まだまだ踊って歌いませんか?」と声を上げると、会場中が一体となってさらに熱気を帯びていった。

 ここで、キャラクターたちはステージを去っていく。「行かないで〜」と名残惜しそうな声を出すも、ステージに残っているNissyは「俺たちはまだまだイケるでしょ?」と「Cat & Mouse」へ。ブンブンとタオルを回しつつも、突き抜けるようなハイトーンもしっかり聴かせていく。そして「これでラストの曲になります。最後の最後まで一緒に歌って踊りませんか」と、ステージの端から端まで移動しながら客席に向けて歌うように「NA」で魅了していく。全員で踊ったり、歌ったりして盛り上がりつつ、最後は全員でジャンプ。「ありがとうございました!」とステージを後にした。

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 アンコールを求める“Nissyコール”に応え再び姿を見せたNissyは、「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL」で再び会場を温めていく。「アンコール、ありがとうございます」とMCパートに入り、即興でカバー曲を披露。また「今年10周年を迎えるので、何かできたらいいなと思っています。同じ時代を生きている同志として、この続く時間を一緒に過ごしていきましょう。今日のこの思い出が皆さんのパワーになってくれたらと思います」と挨拶をして、次の曲へ。「ワガママ」で歌声をしっかり聴かせ、最後はキャラクターとダンサー、全員がステージに登場して「My Luv」。恒例の写真撮影で思い出を残すと、笑顔のままライブに幕を下ろした。

Nissy(西島隆弘)、ラブソングで紡ぐ“優れた物語” 観る者・聴く者の想像力を掻き立てる独自のエンタメ性

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