ジャニーズのゲーム好きメンバーがグループの垣根を越えて集結　1周年迎えた「Johnny’s Gaming Room」の名場面＆珍場面

ゲームを通じて見せる意外な表情や新たに生まれる交流

　ゲーム好きなメンバーでもゲームのジャンルによって意外な表情が見られる点も同チャンネルの見所だ。『モンスターハンター』をはじめとしたアクション系のゲームも得意な神山だが、『バイオハザード ヴィレッジ』に挑戦した際に、実は怖い系のゲームが苦手だと告白。大のゲーム好きで知られる大橋和也（なにわ男子）が果敢に攻めていく姿を乙女のように手をぎゅっと握りながら見守る姿も印象的だった。

　さらに普段おっとりとしたイメージの玉森もゲームが好きで、夢中になるあまり、ついイラついてしまう少年のような姿を見せることもあり、ファンにとってはたまらない。

　同チャンネルの面白さは、ゲームを通じグループの枠を超えたメンバーの交流が垣間見られる点だ。1周年企画で重岡大毅（ジャニーズWEST）が「ゲームを通じてこれまではあまり交流する機会がなかった玉森くんとも話せるようになった」と明かしているように、グループや先輩、後輩を超えた会話や交流、また次第に親しくなっていく様子を見ることができるのも大きな魅力であろう。さらに後輩であってもゲームが得意であればイニシアチブをとり、先輩をリードしながらゲームを進めていく頼もしい姿を見ることができたり、過去にバックダンサーを務めていたなど付き合いの長い関係性がうかがわれるエピソードが披露されたり、ジャニーズ事務所所属のメンバー同士ならではの見所も満載だ。

　ジャニーズのYouTube進出の先駆けとなったのは二宮和也主導の「ジャにのちゃんねる」である。二宮と中丸雄一（KAT-TUN）、山田涼介（Hey! Say! JUMP）、菊池風磨（Sexy Zone）がグループの垣根を越えて集結。「ジャにのちゃんねる」として2022年の『24時間テレビ』（日本テレビ系）のパーソナリティーを担当し、現在チャンネル登録者数350万人を超えるYouTubeチャンネルへと成長した。同チャンネルが人気を集める理由も、やはりグループの枠を超えメンバーの新たなキャラクターが明かされたり、交流が生まれたりしている点にあるように思う。

　2年目に突入した「Johnny's Gaming Room」もこれまでのように話題作やレアなゲームの紹介とともに、メンバー同士のさらなる交流も見逃せない。また現メンバー以外のジャニーズメンバーがゲストで参加するなど、さまざまな新企画が生まれることにも期待したい。