AKB48 小栗有以、なぜ『ラヴィット!』ファミリーに抜擢? ポイントは前のめりな姿勢とアイドルらしい可愛らしさに
社会的なニュースや芸能ネタを扱わず、また最長で1時間6分にも及んだ“長すぎるオープニングトーク”など、朝番組としては革命的な演出を繰り出し続けている番組『ラヴィット!』(TBS系)。そんな同番組で、10月から12月までの水曜レギュラーとしてAKB48の小栗有以の出演が決定。10月5日にはレギュラーとして初登場を果たした。
2014年4月にAKB48のメンバーとしてお披露目された小栗。2018年5月リリースの52ndシングル表題曲「Teacher Teacher」でセンターをつとめるなど、グループ内でめきめきと頭角をあらわし、翌年『第70回NHK紅白歌合戦』出演時にはセンターポジションを担当。また演技力への評価も高く、2022年も『恋に無駄口』(朝日放送)、『教祖のムスメ』(第1話/毎日放送)、『パパとムスメの7日間』(TBS)などで好演をみせている。
小栗有以、レギュラー決定のきっかけは出世バンジー?
そんな小栗が『ラヴィット!』のレギュラーを射止めたきっかけとされているのが、同番組の5月13日放送回でのロケ出演である。東京ホテイソン、ハリウッドザコシショウ、近藤千尋とともに岡山・鷲羽山ハイランドへ行き、そこで小栗は人生初のバンジージャンプに挑戦。同所のバンジージャンプは、高さ30メートルのところから飛び、瀬戸内海へ真っ逆さまに落ちるような感覚になることから「最恐バンジー」との異名をとっている。また、これまで『ラヴィット!』のMC・川島明(麒麟)、かまいたち、千鳥らも本格的なブレイク前にチャレンジしており、「出世バンジー」と呼ばれている。
ロケメンバーは挙手制で、この「最恐バンジー」にのぞむことに。そこで「出世したいです」と立候補したのが小栗だった。小栗は「AKB48をもっと盛りあげたい」「個人としても出世したい」と意気込み、ためらうことなく飛び立った。その度胸をみて、ハリウッドザコシショウも「出世確定」と拍手をおくった。
小栗がレギュラーに抜擢された最大の要因は、バラエティ番組に必要不可欠な積極性ではないだろうか。バンジー挑戦の翌週にも『ラヴィット!』へスタジオ出演した小栗は、20年以上前に放送された番組『ガチンコ!』(TBS系)の企画のなかでオール巨人(オール阪神・巨人)が発した「弟子やったら、パンパンやな」というコメントをもじってものまね。しかも小栗は、食リポのコーナーなかで突然「パンパンやぞ」と口にしたことからスタジオ内は爆笑。ここでも照れる素ぶりを一切見せず、堂々とやりきった。だからこそウケたと言って良いだろう。ちなみに、このネタを教えたくっきー!(野性爆弾)はラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で、小栗は以前までオール巨人のことをプロ野球の監督だと勘違いしていたことを暴露。そういった“オマケ”もひとつの笑い話となった。