NATURE、2年半ぶり来日インタビュー カムバックできない時期を乗り越えて……日本活動再スタートまでの道のりを振り返る

 K-POPガールズグループ・NATUREが、約2年半ぶりに来日した。2020年2月の日本デビューのリリースイベント開催中にイベント中断を余儀なくされ、韓国に帰国。コロナ禍で韓国でもカムバックができずにいた彼女たちが、再起をかけて辞表を手に会社に新曲リリースを迫る「NATURE このまま終わるわけにいかない」というモキュメンタリーをYouTubeで公開。そこから生まれた楽曲「RICA RICA」は、キャッチーなフレーズと「ザウリ」というアフリカ伝統の高速足技を用いたダンスが話題となった。日本活動リベンジに懸ける彼女たちの想いを聞いた。(坂本ゆかり)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

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【みんなが大好き♡】NATUREから日本のファンへメッセージ

2年半ぶりの来日、改めて自己紹介

――日本での久しぶりのインタビューとなりますので、皆さんそれぞれのキャッチフレーズを交えて、改めて自己紹介をお願いします。

ハル:日本人メンバーの“ポンコツ” ハルと申します。韓国ではキューティーパワーダンサーというキャッチフレーズなのですが、日本人なのに日本語の語彙力のなさと、日本で迷子になって2時間さまよったりしているので、日本のファンの皆さんに「ポンコツ ハルちゃん」と言われるようになりました(笑)。

チェビン:NATUREのひよこ、チェビンです。Leaf(NATUREのファンネーム)の皆さんが、「ひよこに似てる」と言ってくださるので、自分がひよこに似ていることを自覚しました。

ソヒ:私は、人形ソヒです。私がなんで人形なのか……、それはわかりません(笑)。

ハル:顔が小さくてお人形みたいだからじゃない? 特にかわいいコンセプトが合うしね。

セボム:そもそも、人形というキャッチフレーズって決めたの誰?

ソヒ:私です(笑)。

ユチェ:NATUREの花、ユチェです。ユチェは日本語だと菜の花という意味なんです。だから、花というキャッチフレーズにしました。

ハル:私たちの「Girls」という曲のMVに菜の花が出てくるのですが、そのシーンのユチェがすごくキレイなので、ぜひ見てください!

NATURE (네이처) “어린애 (Girls)” M/V 무삭제 Ver. (Uncensored Ver.)

オーロラ:私はNATUREのキラキラ、オーロラちゃんです。オーロラは輝いてキラキラしていて、私はキラキラしてるものが大好き! 今日のネイルもキラキラです(笑)。

ハル:私はオーロラちゃんと一緒の部屋を使っているのですが、いつもアニメを見ているんです。そのときの瞳がキラキラしていて、かわいいんですよ。今朝もアニメを見てたよね?

オーロラ:はい、『ONE PIECE』を見ました! 大好き! 日本にいるうちに『ONE PIECE』の新作映画を見たかったのですが、字幕がないのが残念です……。

セボム:私はNATUREの猫ちゃん、セボムです。ファンの方が猫みたいと言ってくださるので猫ちゃんというキャッチフレーズにしました。

ソヒ:それにセボムは、本当に猫を2匹飼っているんです。しかも、セボムに似ていて。

セボム:かわいいんですよ~! 性格も私にすごく似ていて、怒ったときは猫パンチします(笑)。

ロハ:最後は、NATUREのすごいハイテンション、ロハです。

セボム:いつでもしゃべってる(笑)。特に仕事が終わった後の車の中では、私が寝ていても、起こして話しかけてきます。

ハル:かまってちゃんなんですけど、その場を盛り上げてくれるムードメーカーでもありますね。

――今回の来日公演『NATURE JAPAN LIVE 2022 -NATURE WORLD-』は、NATUREにとって初の単独公演になりましたが、いかがでしたか?

ハル:初の単独公演というのも心配でしたが、2年半もの期間が空いてしまったので、私たちのことを忘れずに待っていてくださるのかが最大の心配でした。でもたくさんのLeafの皆さんが来てくださって、公演を重ねるごとに来場者が増えていくのが見えて、うれしかったです。

ソヒ:女性ファンもすごく多かったよね。

――今回の公演には、どんな思いが?

ハル:セットリストには、ファンに人気の曲たちを詰め込みました。

NATURE (네이처) - Allegro Cantabile (너의 곁으로) MV
NATURE (네이처) - 내가 좀 예뻐 (I'm So Pretty) MV
NATURE (네이처) - OOPSIE (My Bad) MV

セボム:初めての単独公演なので、「ファンの皆さんとコミュニケーションが取れる公演にしたいね」ということをメンバーと練習しながら話し合っていたんです。

――客席に向かって、たくさん話しかけていましたよね。トークではハルさんが頑張っていました!

ハル:「日本語でのトークを頑張らないと!」という気持ちでした。でもまとめるというより、メンバーたちと一緒に普通に楽しんでいましたね。そんな楽しい雰囲気を一緒に味わっていただけたんじゃないかな?

――来日は、2020年の日本デビュー時以来でしたが、前回の来日で印象に残っていることは?

ユチェ:渋谷で道を歩いていたら、お店から私たちの「I’m So Pretty」が流れてきたんです! それを聴いた時にすごく不思議でしたが、同時に「これから頑張ろう!」という気持ちになりました。

――イベントでは、日本のいろいろな都市にも行きましたよね。

ハル:はい。北海道、大阪、東京……。私、東京のヴィーナスフォートのイベントでファンの皆さんと一緒に撮った写真を今でも大事に持っているのですが、ヴィーナスフォートってなくなっちゃったんですね。

――そうなんですよ、思い出の場所だったんですね。プライベートでの思い出は?

ソヒ:原宿に行きました。

ユチェ:クレープを食べたよね。

チェビン:そうそう。ショッピングをしたり、ご飯を食べたりして。そこでファンの方に遭遇したこともありました(笑)。

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