香取慎吾、『ドキュメンタル』でも感じられた仕事の流儀 強烈なキャラクター演じられる秘訣とは?

 香取慎吾はキャラクターを演じることで、さらに輝きが増す稀有なエンターテイナーだ。8月17日より配信がスタートしたダウンタウン・松本人志発案による『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シーズン11 UNLIMITED』(Amazon Prime Video/全4話)でも、そのいきいきとした姿を確認することができた。

 『ドキュメンタル』は、密室に集められた面々が様々な手段を取りながら笑わせ合い、優勝賞金1000万円を狙うお笑いサバイバルバラエティ。これまで松本がセレクトしたお笑い芸人たちによる戦いをメインに繰り広げ、スピンオフバージョンとして女性タレント版の『女子メンタル』、イケメン芸能人版の『イケメンタル』も制作されてきた。

 回を重ねるたびに話題を呼んできた『ドキュメンタル』だが、シーズン11は想像の斜め上をいくメンバーが集結。上地雄輔、綾小路翔(氣志團)、森内寛樹(MY FIRST STORY)、六平直政、高橋克典、貴乃花光司、そして香取。20代から60代までの幅広い年齢に加え、ミュージシャン、俳優、親方にアイドルと「まさか」の顔ぶれである。

 バトルの行方についてはぜひ本編で楽しんでいただくとして、今回注目したいのは香取の動きだ。番組オファーの招待状を受け取ると、香取は瞳を輝かせ「出ない選択はありません! 香取慎吾『ドキュメンタル』に出ます!」とニッコリ。それは香取が長年『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、さらに最近では『ワルイコあつまれ』(NHK Eテレ)などで数々のコントを披露してきた実績を持っているアイドルだから……というだけではなさそうだ。

『ドキュメンタル11 -UNLIMITED-』予告編|Amazonプライムビデオ

 「松ちゃんが呼んでくれたんでしょ? 今日はね、オーディションの気持ちで来てます。松本さんに気に入られるために。自分の芸能人生の全てをかけて。“あの子ええなぁ“みたいな。すべて今日ぶつけたいと思います」と、驚くほど初々しいコメントが飛び出す。この「オーディションの気持ち」「すべてぶつけたい」という言葉に、これまで様々なキャラクターに扮してきた香取の流儀が感じられた。

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