6月13日、アンソロジーアルバム『Proof』でカムバックしたBTS。BTSにとってもARMY（ファン）にとっても大切な日であるデビュー記念日にリリースされたこのアルバムには、9年間歩んできた道での思い出や感情が詰め込まれている。

　その翌日にアニバーサリーイベント「BTS FESTA」の一環で公開になった「真 防弾会食」の映像では、7人のこれからについても言及された。『Proof』で彼らが伝えたかった想い、そして会食で語られた本音を重ねることで、BTSの真っ直ぐな気持ちを受け取りたい。

　カムバック初日、13日21時にYouTubeで配信された「’Proof’ Live」では、アルバム収録曲の「Born Singer」を皮切りにタイトル曲を含む数曲を披露。ライブの中ではアルバムに関してもコメントした。

　RMがアンソロジーアルバムをリリースした理由についてメンバーに振ると、JINは「デビューから約10年経つので、自分たちが作ってきたものを整理しようと」と答えた。続けてVは、未公開のデモ音源を今回のアルバムに盛り込んだことを伝えつつ、「これまでの思い出や作業した瞬間を振り返ることで、自分たちの第1章の仕上げにしたかった」としていた。

　また、『Proof』が3枚のディスクで構成されていることに関しては、J-HOPEが「タイトル曲を詰め込んだBTSの歴史・メンバーに伝えたい話や尊敬の気持ちを込めた一枚・未公開曲含むARMYに捧げる一枚」に分かれているとコメント。SUGAも「自分達の真髄だけを集めた入門書、ガイドブックのようなものになっている」と言っていた。

　翌14日に公開された「찐 방탄회식（真 防弾会食）」は、例年通りお酒と共に食事をとりながら7人が語り合うコンテンツだった。近況報告から始まり、共同生活を送っていた宿舎から契約満了で離れ、現在はそれぞれが違う家で生活していることも明らかにした。それでも互いの家を訪れているようで、仲の良さは増したという。