『KinKi Kidsのブンブブーン』で自然体な2人を楽しむ この番組でしか味わえない空気感とは
尊敬する“兄さん”に見せた、貴重な後輩としての表情
番組放送300回を迎えた際には、2人が尊敬する先輩・木村拓哉が登場。光一はカードゲーム“ベストアクト”での対決をプレゼン。カードのお題に沿った演技をし、それが何か当てるというものだ。剛は“囲碁ボール対決”、木村は若者のお悩み相談をそれぞれ提案した。お悩み相談では、スタッフが街頭で街ゆく人から悩みを聞き、相談者へ3人がリモートでアドバイスを送った。
その後、2人がジャニーズJr.の頃にバックを務めていた、先輩・後輩の関係性ならではの場面も。木村が背もたれに寄りかかりながら、「スタジオでこんな感じで座ってるやつばっかり見る」と、『ブンブブーン』での2人の様子を再現。それを受けて2人は「そんなことないですよ!」と慌ててとりなすも、なおも木村は「いやあるよ!」とさらにダメ出し、笑いを誘っていた。剛が木村を「お兄さん」と呼んだり、普段は先輩の立場の2人が恐縮する姿は新鮮で、今も変わらぬ3人の関係性が微笑ましかった。
同番組はKinKi Kidsが自然体で、ゲストのやりたいことを叶えていくというスタイルであるが、どんな展開になろうとも2人とゲストのやりとりが魅力的に映る。ゆるい空気感の中にも阿吽の呼吸で繰り広げられるトークの面白さが絶妙で、ゆっくりと過ごしたい週末の昼間にぴったりの番組ではないだろうか。以前通りとまではいかないが、ロケが復活したこともあり、今後はどんなゲストを迎えるのか、また新たな企画にも期待しながら毎週楽しみに視聴したい。