さらに「スペーストラベル」というテーマで勝負したKOSÉ 8ROCKS（71点）、ポップダンスの古典・パペットスタイルにバランスボールを組み合わせたSEPTENI RAPTURES（70.5点）、シンプルかつコミカルにロックダンスを表現したdip BATTLES（65点）が追いかけていく。

　しかし、オーディエンスポイントでも20点満点を得たSEGA SAMMY LUXが95.5点と完全勝利。さらに総合ランキングからもFULLCAST RAISERZを王座から陥落させた。

　これを受けて、ディレクターのCanDooは「3連覇することができました。メンバーの成長を感じていて、それが自信にもつながっています。プロデューサーでもあるBOBBYさんと僕ら、そしてスタッフの三角が完璧。それが今日のパフォーマンスに繋がりました」と力強く語った。

　そしてテリーは「今シーズン、今日が一番面白くて楽しかった。みんな素晴らしかったけど、各チームの持ち味がよく出ていた。少し期間が空いたので、余裕を持ってできたんじゃないかと思います。次回も楽しみです」と全体についてコメント。

　ROUND.9の結果は以下の通り（カッコ内：ジャッジ点＋オーディエンス点）。SEGA SAMMY LUX：95.5点（75.5＋20）、KOSÉ 8ROCKS：86.5点（71＋15.5）、avex ROYALBRATS：86.5点（67＋19.5）、FULLCAST RAISERZ：86点（68.5＋17.5）、SEPTENI RAPTURES：83.5点（70.5＋13）、KADOKAWA DREAMS：83.5点（68.5＋15）、dip BATTLES：76.5点（65＋11.5）、LIFULL ALT-RHYTHM：75.5点（66.5＋9）、Benefit one MONOLIZ：74.5点（64＋10.5）、CyberAgent Legit：73.5点（63.5＋10）、USEN-NEXT I'moon：73点（62.5＋10.5）。

　FULLCAST RAISERZが成し遂げた3連覇をひっくり返し、4連覇すらも見据えているSEGA SAMMY LUXに待ったをかけるチームは現れるのか。そして、残る3試合で決まるチャンピオンシップ進出をかけたデッドヒートにも注目だ。次回『第一生命 D.LEAGUE 21-22』ROUND.10は4月6日。この盛り上がりは最後まで止みそうにない。