そして、『滝沢歌舞伎』という舞台を振り返ると肉体を使ったパフォーマンス、殺陣、歌舞伎、アクロバット、ダンス、演技など「芸能」に必要な要素が全て詰まっているように感じる。『RIDE ON TIME』の中で渡辺翔太が「滝沢歌舞伎は芸能学校」と言っていたが、まさにその通り。デビュー後各所から引っ張りだこになっている今もなお舞台を続けているのも、常に上を見て成長を続けているSnow Manだからこそなのかもしれない。そして“ジャニーズの真骨頂は舞台”と言われてきた伝統を守り続けるためにも、彼らは滝沢秀明から受け継いだ大切な舞台をさらに育て続けているのではないだろうか。

　今年も4月6日より『滝沢歌舞伎ZERO 2022』がスタートする。5月16日の千秋楽を迎えた時、Snow Manというグループはさらにパワーアップしていることは間違いないだろう。舞台とともに進化する彼らの姿を見守りたい。