乃木坂46 生田絵梨花、北野日奈子、久保史緒里、遠藤さくら……「#乃木坂ダンスプレイリスト」選曲に溢れる10周年の思い出

 そんな北野がセンターを務める「日常」を選曲したのは久保史緒里。彼女は2018年リリースの22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』の期間でのアンダーライブの経験が、今の活躍に繋がる糧となっている。「日常」と言えば、乃木坂46屈指のライブチューンであり、ダンスナンバー。久保はその抜群の歌唱力が評価されがちだが、グループ切ってのダンスメンバーでもある。「#乃木坂ダンスプレイリスト」で「日常」を選んでいることがその証拠だろう。そこには卒業していった中田花奈、渡辺みり愛の遺伝子が。「ダンスの研究が楽しくなりました。アウトロのダンスがとにかく好きで、いつも力を入れています」というコメントからは、久保の飽くなき探究心が垣間見える。また、このダンス動画では切迫感溢れる「日常」のオーラは抑えめ。ラストの満面の笑みからのピースへと愛らしく着地していく。

この衣装を着ると2018年のあの頃を思い出せます。 どんな思い出も背負って今を駆けたいと思える一曲です。by史緒里 #乃木坂ダンスプレイリスト #久保史緒里 #日常 #Timeflies #乃木坂46

 遠藤さくらは、乃木坂46の初期を代表するシングル曲「制服のマネキン」を選曲。人差し指と中指からなるマネキンポーズがばっちり決まっている。「制服のマネキン衣装初めて着ました。憧れの衣装でした!嬉しいです」というコメントは乃木坂46の10年の歴史を感じさせるポイント。遠藤は『Time flies』の10周年記念 メンバーカスタムジャケット盤では「ぐるぐるカーテン 歌唱衣装」を選択しており、グループ初期の衣装に袖を通す機会が続いている。もちろんこれまでのコンサートで「制服のマネキン」を披露することは何度もあったことだが、乃木坂46のこれからを担う遠藤がこうして「ぐるぐるカーテン」「制服のマネキン」の衣装を着るのを見ると「継承」といった2文字が浮かんでくる。

制服のマネキン衣装初めて着ました。憧れの衣装でした!嬉しいです。byさくら#乃木坂ダンスプレイリスト #遠藤さくら #制服のマネキン #Timeflies #乃木坂46

 『Time flies』のジャケットは、10年間でリリースされたシングル表題曲の歌唱衣装と、メンバーが着用してきた制服をランダムに並べた1stアルバム『透明な色』をモチーフにしたデザインだ。今回の「#乃木坂ダンスプレイリスト」はメンバーのダンスに焦点を当てながら、同時に様々な衣装を楽しめる企画。乃木坂46にとって衣装がいかに重要なファクターであるかを物語っている。

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