「リーダーのためにケーキとか持ってくればよかったね」、そんな言葉がナチュラルに出てくるのも相葉らしいところ。大野と相葉は共に甘いものを愛するスイーツ部。「うまい！　リーダーにも食わしてあげたかったな」と一緒にケーキを食べる代わりに、番組スタッフが用意したフィナンシェで大野の誕生日を祝う流れとなった。

　美味しいものを食べたときや幸せな瞬間を味わった瞬間に「あの人もここにいてくれたら」と思い出してしまうのは、その人への愛情を再確認する瞬間かもしれない。嵐の5人はたとえその場にメンバーがいなくても、いつもそうしてお互いの存在を思い浮かべながら活動しているように感じる。

　11月26日は、そんな愛情がちゃんと大野にも通じているのだとわかるリアクションがあった。嵐の公式Twitterにメンバーから、そして多くのファンからのお祝いコメントが寄せられると、「ありがと～う」「サンキューさ～ん」「メンバーの皆様！そしてファンの皆様！！I love you（ハート）」と大野らしい返信が届いたのだ。

　グループの活動が休止してもなお感じることのできる、嵐の仲の良さ。いつかまた5人が集まった姿を見られるというデザートを楽しみに、今は個々の活動に勤しむ彼らを引き続き応援していきたい。