その後、自身のアコースティックカバーをTikTokに投稿したことにより、CKayというアーティストの存在を広めることに成功したが、「love nwantiti (ah ah ah)」のバズからはTikTokの改善点も見えてくるだろう。もちろん近年ではTikTokがきっかけで表舞台に出てくるアーティストも多いが、楽曲が適切にクレジットされておらず、使用曲のオーナーシップが明確ではない投稿も多いとRolling Stone誌は語っている（※4）。

　「ベッドルームで制作していて、眠くて歌詞を考えられなかったからAh Ah Ahにしたんだ（※5）」という制作秘話の「love nwantiti (ah ah ah)」が世界的ヒットとなったCKay。ナイジェリアのベッドルームから全世界に自身のエモーションを届け、ついに自分の存在を知らしめた彼の活動は要注目である。

（※1）https://www.vanguardngr.com/2019/06/im-the-future-of-afrobeat-music-ckay/
（※2）（※3）（※4）（※5）https://www.rollingstone.com/music/music-features/ckay-love-nwantinti-tik-tok-1231221/