YOASOBI ikura=幾田りらは“国民の孫”? 老若男女の胸をときめかせるアイドル性
新曲「大正浪漫」がオリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングにて1位を獲得し、飛ぶ鳥を落とす勢いのYOASOBI。そのボーカルを務めるikuraこと幾田りらは、YOASOBIでのikuraとしてだけでなく幾田りら名義での歌手活動やゲストボーカル、さらに映画『竜とそばかすの姫』での声優活動に代表される歌手以外の活動も展開している。弱冠20歳の彼女が各媒体で起用され、愛される理由とはなにか? 本稿では様々な角度から考察したいと思う。
まずはYOASOBIがパーソナリティを務める『YOASOBIのオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送)でのikuraの発言に注目してみたい。この番組はYOASOBIとしては初のラジオ番組レギュラーであり、毎週番組放送後にはファンを中心にSNSが盛り上がりを見せる。特に番組でのikuraの天然発言は度々ネットニュースになるほど大きな話題となっている。
例えば今年7月に放送された番組でikuraが明かしたエピソードは、彼女がしていた勘違いについて。遊園地の「ジェットコースター」を「ゼットコースター」と勘違いしていたと衝撃の告白。その直後に放送された『星野源のオールナイトニッポン』でもこのikuraのエピソードに星野源が触れ、「作家でもついてるの?」とこのエピソードのあまりの可愛らしさに衝撃を受けていた。
また星野源は別の回でもikuraについて力説し、彼女を「国民の孫」と評して、そのキュートさを熱く語る姿が印象深い。