乃木坂46、28thシングル『君に叱られた』表題曲MV公開　“誰でもヒロインになれる”シンデレラがモチーフに

　乃木坂46が、9月22日にリリースする28thシングル『君に叱られた』表題曲のMVを公開した。

　7月上旬に都内スタジオ及び横浜市・浜松市にて撮影された「君に叱られた」のMV。とある映画祭で贈り物になるはずの“ガラスの靴”を忘れてしまった遠藤さくら。現場は大混乱の中、遠藤さくらは一緒に住んでいる賀喜遥香に届けてもらうよう依頼し、賀喜遥香は現場に何とか届けようと奮闘する物語となっている。今作は、“誰でもヒロインになれる”というシンデレラがモチーフとなった。

　センターを務める賀喜遥香が最も撮影時間が長く、特に道路を走り抜けるシーンでは、50mダッシュを何十回も繰り返したという。そのような撮影の中で、タクシーのルーフの上に乗った撮影が、賀喜遥香にとって一番印象深かったそうだ。

　また、このMVの映画祭のシーンでは、今年度の新人女優賞を受賞する齋藤飛鳥、昨年度受賞した山下美月、そのマネージャーの与田祐希、映画祭を仕切っている梅澤美波とそのアシスタントの遠藤さくらなど様々な役柄があり、実際に声は入っていないものの、セリフが全て用意され、演じながらの撮影だったそうだ。

　ダンスシーンの撮影終了後には、このMVが最後となる高山一実のもとに1期生が集まり、記念撮影を繰り返していたというエピソードも。

　本作はソニー『Play Station』のCMなど、CMプランナーとして数多くの作品を手掛けるクリエイティブディレクター 雨海佑介が乃木坂46の作品では初めて原案を手掛け、乃木坂46「新しい世界」「キャラバンは眠らない」「世界中の隣人よ」などのMVを多数手掛けている映像作家 横堀光範が監督を担当している。