10代の新たな才能を発掘するオーディション『九州Teen’sオーディション2019』グランプリ決定

 九州エリアより10代の新たな才能を発掘するためのオーディション企画『九州Teen’sオーディション2019』のグランプリが決定した。

 同オーディションは、2カ月間の応募期間で総勢約800名の応募があり、書類選考を含む3度の審査を経て11月4日にファイナリスト(アーティスト部門5名、アクターズ部門2名)の最終パフォーマンス審査がキャナルシティ博多B1Fサンプラザステージで開催された。

 アクターズ部門のグランプリは熊本県出身の北里琉、準グランプリは福岡県出身の峰松莉々が受賞。スピーチで北里琉は、「優しくて元気で強い人たちがたくさんいる熊本県が大好きです。熊本地震の時に多くの芸能人が被災地を訪れて、たくさんの元気をくれたことが一番心に残っているので、私も笑顔と元気と勇気を届けられるような存在になりたい」と語った。

 アーティスト部門のグランプリは、ナオミ・スコットの「Speechless」を歌唱し、その高い歌唱力と表現力が審査員から絶賛された福岡県出身のパイク琉華シャロンが受賞。授賞式では、特典として本年12月に開催されるクリスマスマーケット天神ステージへの出演もサプライズ発表された。準グランプリを受賞したのは、工藤静香の「嵐の素顔」を歌唱した福岡県出身の深野寧音。小学生のパフォーマンスとは思えない色気をまとった歌声が審査員から高い評価を得た。審査員特別賞は、Jessie Jの「Mamma Knows Best」を歌唱した福岡県出身の木下楽来が受賞した。

 また、Ran、WORLD LAUGH、植田真梨恵、福岡県出身の3組のアーティストによるゲストライブも行われた。植田真梨恵は、自身もオーディションに参加したことがある経験から「15歳の頃から歌手になるのが夢でした。今日オーディションを見ていたら昔のことを思い出しました。心の中にある夢に向かって頑張っている人たちに素敵な音楽が届けばいいなと思っています」と参加者に歌で熱いメッセージを送った。今回のオーディションを総括した実行委員会からは、「九州エリアに特化することで密度の濃いレベルの高いオーディションが実施できたと思う。今回受賞した彼女たちの未来にも期待しているし、来年以降も多くの協力企業様と一緒に定期的に開催するオーディションとして運営していきたい」と語った。

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