福山雅治、石田ゆり子らと“幸せ”について考える 「人を思って生きること」

 福山雅治の音楽旅番組『タビフクヤマ』(フジテレビ系)が、11月1日に放送された。

 「一夜限りの音楽が生まれる場所」ということで今まで放送してきた『ウタフクヤマ』。今回の『タビフクヤマ』は、車でさまざまな旅をしながら、最後にみんなで1曲を作る。福山雅治、リリー・フランキー、石田ゆり子、満島真之介の4人が1台の車に乗り込み、目的地の熱海へ向かった。

『映画「マチネの終わりに」オリジナル・サウンドトラック』

 車中、話題は「石田ゆり子の落とし方」から「幸せ」へ。ハンドルを握る福山は「仕事だ、なんだ忙しく生きていると恋愛だけじゃない、大事なものが出てきますから。でもね、人を思って生きること。そのことが幸せなのかなって思ったんですよ」と話す。それに石田は「みんな一途ですよね。本当はね」と返した。

 さらに、福山はギターを持ち出しリリーと歌いたい曲として井上陽水と玉置浩二のデュエット曲「夏の終りのハーモニー」を選曲。「俺らが一番歌ってるのは『あずさ2号』」というリリーの言葉を無視して、「夏の終りのハーモニー」にこだわる一面も見せた。玉置浩二モード全開の福山に、リリー、さらには満島も参加していく。「素敵」という石田の拍手に、福山は上機嫌で「サビもう一回やっておきます?」と話した。

 また、石田から男の人が女の人の言葉で歌う歌をリクエストされ、福山は2002年に前川清に提供した「ひまわり」を選んだ。同じ長崎出身の演歌歌手・前川に送った「ひまわり」は、忘れられない彼を思う女性の思いを歌った楽曲だ。「ひまわり」を歌唱後、リリーは「泣きそうですよ。この曲聞きながら『マチネ(の終わりに)』の2人を見てると。しかも、これは会えなくなっちゃった歌じゃないですか」と映画の物語に重ねて聞き入っていたようだ。

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