never young beach、高橋一生×蒼井優の映画『ロマンスドール』に主題歌/劇中歌書き下ろし

 never young beachが、2020年1月24日全国公開される映画『ロマンスドール』の主題歌/劇中歌として2曲を書き下ろした。

©2019「ロマンスドール」製作委員会

 『ロマンスドール』は、タナダユキの小説「ロマンスドール」が原作。「ラブドール職人と、一目で恋に落ちて結婚した妻との日々を描く」という設定とセンセーショナルな展開が描かれた物語となっている。なお、脚本と監督は原作者自らが手掛け、主演は高橋一生、妻の園子役は蒼井優が務めた。

never young beach コメント

 自分たちのつくった曲が映画館で流れるという経験がないのでワクワクしました。映画の本編が終わり、エンドロールを観ながらエンディングの曲を聴いている時間が実は一番脳みそから何か出ている気がするんで す。見終わってジュワーといろいろ実感するというか。あの時間に自分たちが関われるなんて。そんな気持 ちがあったので主題歌のオファーを頂いた時は単純に嬉しかったです。

 映画から受けた印象は、余白があって、凄く素朴。だからこそ役者さん、音、映像、様々な個性を感じられ ました。

 人間、誰かを愛しても様々なすれ違いがあると思います。ベストな状況は少しの間。日々の中、互いに変わ っていき、ぶつかる。それでいいと思うんです。正しさだけが人を救うわけじゃない。疲れちゃう。どんな 状況になっても受け入れ、楽しみ、互いの違いを理解出来たら。

 愛するということは許すということなのかな。そんなことを思い作りました。

タナダユキ監督 コメント

 never young beach を知ったのは 3 年近く前のこと。彼らの作る曲には新しさと同時に、どこかノスタルジー がありました。とっつきやすいのに、一筋縄ではいかない豊かさ。ひねくれてなんかいないのに、でもやっぱ りちょっとひねくれているような可愛げ。いつか何かの映画で主題歌をお願いしたいなとずっと思っていて、 ようやくそれが叶いました。

 初めて完成した主題歌を聴いた時、その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の哀しみや後悔をもやさしく肯定して くれているようで、深くあたたかく胸に響き、感極まりました。最後の一音が終わるまでが、映画「ロマンス ドール」の世界です。この曲が沢山の人に届きますように。

高橋一生 コメント

(主題歌をnever young beachが手がけると聞いた気持ち)
えー!

(主題歌を聴いたときの感想)
兄だけど。好きです。

■映画情報
映画『ロマンスドール』
2020年1月24日(金)全国ロードショー
出演:高橋一生、蒼井優、浜野謙太、三浦透子、大倉孝二、ピエール瀧、きたろう、渡辺えり
脚本・監督:タナダユキ
原作:タナダユキ『ロマンスドール』(角川文庫刊)

■関連リンク
never young beach公式HP

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