欅坂46、『紅白』の「ガラスを割れ!」センターは小林由依 「平手の分まで頑張りたい」

 12月31日放送の『第69回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)のリハーサルが、12月29日よりNHKホールでスタートしている。

 欅坂46は、2016年より数えて3年連続の出場。今年は、3月にリリースされた6thシングル曲「ガラスを割れ!」を披露する。リハーサルでは、昨年コラボレーションを果たした内村光良と「不協和音」のパフォーマンスを振り返った後に、「ガラスを割れ!」をパフォーマンスした。一部の活動を休止することを発表している平手友梨奈の代わりにセンターを務めるのは小林由依。階段を上ったステージ上段、下段をフルに使用し、途中から十数名のダンサーが参加する気迫の込もったパフォーマンスが展開される。

 会見では、3年目の出場となる『紅白』の舞台について、グループキャプテンの菅井友香が「『紅白』という大舞台に立てて嬉しいですけど、リハーサルをしてみて、メンバーと『緊張するね』って話していました。本番ギリギリまでパフォーマンスの練習をしたいなと思ってます」と意気込みを語る。療養中の平手について聞かれた菅井は「怪我をしてしまっているので、治療の方に専念してもらって。私たちも心配なんですけど、いち早く一緒にパフォーマンスできるのを楽しみに。残りのメンバーでベストを尽くして、欅坂46を守っていきたい」と宣言した。

 今回「ガラスを割れ!」のセンターを務める小林は「私だけじゃなくメンバーと一緒に、平手の分まで頑張りたいなと思います」と話し、土生瑞穂は小林のパフォーマンス力について「ゆいぽん(小林)は、普段からダンスが上手で、レッスンの時から見入ってしまう。本番を楽しみにしています」と認めていた。

 メンバーの卒業や平手の怪我など、グループに多くの出来事があった欅坂46。キャプテンとして菅井は「今年はいろんなことがあった中で、みんなでピンチを乗り越えてきて、一人ひとりが成長できた年でもあったと思います。1年やってきたことをみんなで成果が出せるようにパフォーマンスしていきたいし、小林一人に背負わせるのではなく、みんなで2019年も頑張れるようなステージにしていきたいと思います」と本番に向けて意気込みを見せた。

(取材・文=渡辺彰浩)

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