黒木啓司、山下健二郎、関口メンディー…ユーモアでも才能発揮、EXILE TRIBEの愛されキャラたち

 大阪・名古屋・福岡・東京の4大ドームを超満員にしたライブ・エンタテインメント『HiGH&LOW THE LIVE』東京ドーム公演を、先日終えたばかりのEXILE TRIBEのメンバーたち。同公演は10月に大阪・京セラドーム3デイズの追加公演が決定するほどの熱狂ぶりを見せており、公演をきっかけに各メンバーに注目する人々が急増している。今回は圧倒的なパフォーマンス力を持ちながら、ムードメーカとしてもグループを盛り上げる存在であるメンバーに焦点をあて、彼らの魅力を探ってみたい。

黒木啓司(EXILE・EXILE THE SECOND)

 スラリとした長身から生み出される迫力あるパフォーマンスと、しっかりと筋肉がついた肉体美、高いファッションセンスで多くのファンを虜にしている黒木啓司。そんな黒木は、ファンの間ではとにかく天然で知られている。彼の天然ぶりが広く知られたのは、2009年11月28日に放送された『EXH〜EXILE HOUSE〜』(TBS系)内の「新メンバーさん いらっしゃい!」というコーナーだろう。当時新しく加入したメンバーが一人ずつ自分の特徴を紹介するというプレゼン企画で、黒木は自分の特徴を「おっちょこちょい」と書いたつもりが、「おっちょこちゃい」と表記。メンバー、会場共に爆笑の渦に巻き込まれた。一見大人の落ち着いた男性に見えるが、実は天然極まりないというギャップ。知れば知るほどはまってしまう、それが黒木の魅力とも言えるだろう。

山下健二郎(三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)

 ダンスにMC、ヒューマンビートボックスと何でも器用にこなしてしまう山下は、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのお笑い担当。関西出身ということもあり、MCを担当することも多く、パーソナリティを務める『三代目 J Soul Brothers 山下健二郎のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では軽快なトークを聞くことができる。そんな山下は、相手との距離感を掴んだ上でトークをしている。以前放送されていたラジオ番組『Keeo On Dreaming』(FM Yokohama)内でも、こんなことがあった。ゲスト出演したE-girlsのAmiへ三代目J Soul Brothersの岩田剛典が「(『THE NEVER ENDING STORY 〜君に秘密を教えよう〜』MVの)制服ダンスのとこに出たいとかないの?」と質問すると、山下がすかさず「無理でしょ! おばはんやから、もう」と言い放ったのだ。しかしAmiもそれに対し突っ込み、スタジオに笑いが起きていた。これはAmiとの関係性が築けているからこそなせる技。計算された山下のトークスキルは、EXILE TRIBEの中でも重宝されているのではないだろうか。

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