E-girls、ツアーファイナルでサプライズ続出 Ami「ソロ活動が自分やみんなのためになれば嬉しい」
中盤ではErieがセンターステージに置かれたDJ卓と共に登場し“DJ Erie”としてダンスナンバーを投下すると、LEDパフォーマンスチーム『SAMURIZE from EXILE TRIBE』が現れ、最先端の技術を使ったパフォーマンスを披露した。続くYMOのカバー「RYDEEN ~Dance All Night~」では、シングルとしてリリースした楽曲を、Erieがパッド・フェーダー・ミキサーを巧みに駆使し、よりダンサブルにエディットした。EXILEでは同じ取り組みをMAKIDAIが行っており、ミックスCDをリリースしているが、Erieも『E.G TIME』のレンタルショップ特典で「non-stop special mix」を作成するなど、その実力はすでに証明済み。大舞台を通してますますその活動は広がっていきそうだ。
その後の「未来へ」、「Winter Love ~愛の贈り物~」では8人のE-girlsボーカルチームが高い歌唱力を披露。各グループを支える歌声が合わさり、会場にユニゾンを響き渡らせた。その後はライブの定番曲に加え、「ロックンロール・ウィドウ」や「うれしい!たのしい!大好き!」といった往年の名曲をカバー。10代のファンが多い彼女たちにとって、同伴で来る親世代にもリーチするこれらの楽曲が大きく機能していることが、観客席の反応からも伺えた。
最後は「THE NEVER ENDING STORY~君に秘密を教えよう~」で本編を締めくくると、アンコールの声に応えてメンバーが登場する前に、大型ビジョンにAmiの映像とともに「Ami、今夏ソロデビュー決定!」の文字が映し出された。この発表に観客席が大きく沸くと、続いてこの日新シングル『Blue Sky Blue』をリリースしたFlowerの映像が流れ、表題曲を初パフォーマンスすることを発表。ステージに現れたFlowerは、爽やかで切ない楽曲に合わせた動きをツインボーカルと5人のパフォーマーによって体現した。
また、EXILE USAがこれまで行ってきたダンスプロジェクト『DANCE EARTH PARTY』が、正式メンバーを決定することが明かされ、EXILE USA、EXILE TETSUYAに加え、E-girlsからはShizukaが参加することが発表された。その後、3人に加えゲストとして小林直己(三代目J Soul Brothers)、関口メンディーがステージに登場。E-girlsのメンバーを加えて「PEACE SUNSHINE」が披露された。ダブルアンコールではDreamの歌唱に合わせてパフォーマーがダンスバトルを繰り広げる「Move It! - Dream&E-girls TIME -」のあと、最新シングル『Anniversary!!』の表題曲を初披露。初夏にピッタリのポップチューンで会場を大きく盛り上げた。その後、「Highschool love」を歌い踊ったグループは、締めの挨拶を行ったあと、Ayaが「この曲はDreamが辛いときにATSUSHIさんが書いてくれたものです」と語り、「希望の光~奇跡を信じて~(Dream&E-girls)」を歌い上げ、ライブは終了した。
さいたまスーパーアリーナという大舞台での公演を終え、ますます活躍を続けるE-girls。次作のリリースを控え、今後もさらなる躍進が見られそうだ。
(文=中村拓海)
Amiからのコメント
Dreamとして芸能の世界へ飛び込んでから、丁度13年が経つ今年の夏に、ソロデビューさせていただくことになりました。2年ほど前から一人でのお仕事も増えてきましたが、ずっとグループで仲間と一緒にお仕事をしてきたので、やはり最初の頃は一人での稼働が慣れずにとても不安でしたが、今ではとても楽しみながら一人のお仕事もさせていただいています。そんな私が、次は一人で歌を歌うなんて、想像もした事がありませんでした。最初お話をいただいた時は、メンバーなしで全て自分で責任を持ち表現していく事に不安しかありませんでしたが、EXILE HIROさんをはじめ、スタッフさんやDreamのメンバーが背中を押してくれ、次第に前向きに考えられるようになり、ソロでも挑戦してみたい!という気持ちが芽生えてきました。
今は、ただただ、DreamやE-girlsの力になりたい!という気持ちでいっぱいです。私がソロで歌わせていただくことが自分のためでもあり、みんなのためになればとても嬉しいです。
そして、なによりも、ファンのみなさんや、聴いてくださる方々の心に、深く刻まれるような歌を歌っていきたいと思っています。時には明るく照らし、時には隣にそっと寄り添うような、、、そんな歌を届けていけるように日々特訓に励んでいます。ソロでも目標を高く持ち、頑張ります!
Ayaからのコメント
2月の福岡公演からスタートした「COLORFUL WORLD」。EXILE HIROさんを筆頭に素晴らしいスタッフの方々と、メンバーとそして、何よりも足を運んでくださった皆さんと!共に作り上げて来られました。全国の皆さんと「一緒に歌って、踊る」事が出来た。まさにそんなツアーでした。そして、私達が一番輝ける場所はLIVEというステージなんだと再確認する事ができ、幸せな時間を皆さんからいただきました。ツアーを通して改めてE-girlsと向き合う事ができ、そして、未来について考えさせられ、E-girlsエンタテインメントをもっともっと追求していき、ライブをたくさんできるアーティストへ成長していきたいと強く思いました。私達E-girlsの音楽やエンタテインメントがみなさんにとって「希望の光」になれるように、輝きを放ち続け自分磨きを忘れず次のステージへと向かっていきます!
鷲尾伶菜からのコメント
2度目のアリーナツアー無事終えることが出来ました。本当にいつも支えてくださるファンの方々のおかげで最高のツアーをする事が出来、感謝しています。今回のツアーでみなさんに少しでも恩返しができていれば幸せです!改めてライブの楽しさ、実感できました!