EXILE HIRO、LEDパフォーマンスの未来像を語る「世界を目指して挑戦していきたい」
HIROはそんな藤本の働きについて「負けず嫌いで、ダンスに対する愛情がある。あの細かいプログラムは本当に時間がかかるので」と語る。そして、番組ではそんなHIROが藤本と共に力を注いでいるパフォーマンスチームが『SAMURIZE from EXILE TRIBE』だと紹介。LEDに特化した同チームは、これまでのライブやMVにも積極的に出演し、最先端のパフォーマンスを披露している。HIROはSAMURIZEについて「中に入っているのは僕らの仲間でありサポートメンバーだけど、最終的にはSAMURIZEだけで世に出したい」と語っており、さらに2020年の東京オリンピックについて「SAMURIZEみたいなテクノロジーを世界に向けて発信できるようなオリンピックになるんじゃないか」と、大きな野望を明かした。
そして藤本はこのLEDパフォーマンスが目指す今後について「今はパフォーマー自身が光ってるけど、お客さんにLEDを配って、全てを巻き込んだ演出ができたら面白い。ダンスに合わせて、客席でLEDの波紋が広がるような。そうなると5万個のLEDを制御することになるので、想像を絶するものになる」と、彼の見据える展望を語った。
最後には、HIROが“パフォーマンス”と“テクノロジー”の関係について「とても刺激的。自分たちの空想や想像にテクノロジーがついてきてくれることもあれば、テクノロジーに触れたことで新たな発想が生まれたりもする。切っても切れない(関係)というか、そういうものがあってこその生身の僕らのパフォーマンス」と語り、番組は終了した。
(文=向原康太)