キスマイ千賀健永、なぜ実力派なのに「舞祭組」? 旺盛な“サービス精神”の魅力に迫る

 甘い歌声も本格的なダンス技術も持ちつつ、ファンにもっと笑ってもらいたいという気持ちが、今の彼のポジションを確立させた。メンバーから「ゴリラ顔」とちゃちゃを入れられたり、バラエティ番組で「いちばんスケジュールがあいていたので、オファーした」と紹介されるのも、彼自身が愛されキャラであるからこそ成立するイジり。

 常に全力で応えていくため、『めちゃイケ』に出演した際も、めちゃギントンコーナーで芸人さながらの身体を張ったリアクションで話題になった。最近では、舞台『DREAMBOYS』の制作発表で、弟役のジャニーズJr.の平野紫耀が「ゴリラと呼ばれている」発言を受けて、すかさず「俺はチンパンジーの方」と合いの手を入れて笑いをとっている。

 全てのことに対して、いかに楽しんでもらえるかをまず考えるのが千賀健永という男。あらゆる仕事にひたむきに頑張る姿を一度知ったら、きっと“次の千賀”も見たくなるはずだ。

(文=ジャニ子)

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