ウメハラ&sakoのレジェンドチーム誕生! AbemaTV『ストⅤ』3on、ドラフトの結果は?

AbemaTV『ストⅤ』3on、ドラフトの結果

 AbemaTVのゲーム専門チャンネル「ウルトラゲームス」で放送されるeスポーツ大会「RAGE」のリーグ第2弾として、『ストリートファイターVアーケードエディション』(カプコン)を採用した『RAGE STREET FIGHTER V All-Star League powered by CAPCOM』。タイトル史上世界初、ドラフト制のチーム戦(1チーム3人)となる、賞金総額1000万円のリーグ戦だ。5月31日、チームリーダーとなる、ときど、ネモ、もけ、板橋ザンギエフ、藤村(ゆかどん)、ウメハラの6選手が、ドラフトで競合プレイヤーを取り合った。

 番組にゲスト出演した、格闘ゲームフリークとして知られるゴールデンボンバー・歌広場淳が、普通に話せなくなるほど興奮した今回のドラフト会議。1巡目の指名は、ウメハラ・ときどが「ふ~ど」、藤村・ネモが「ももち」を指名し、早くも競合。一方、板橋ザンギエフが「まちゃぼー」、海外遠征のため不在だったもけが「どぐら」を獲得した。板橋ザンギエフはまちゃぼーの獲得について、「めちゃくちゃ悩んだが、本当にすごいプレイヤーだと思うので(チームを)組んでみたかった。(まちゃぼーは)スト5に飢えていると思う」とコメントしていた。

 注目の抽選だが、常に世界最強候補の一角に名を連ねるふ~どは、ときどが獲得。ときどは「本来ならこの場に(チームリーダーとして)いるべき人間。勝つために指名した。この二人で組むとなったら優勝を求められるチームになる」と自信をのぞかせ、ビデオ通話で急遽出演したふ~どは、「チームを組んで長期で練習するのも、今後のためにプラスになる。ときどとは普段から一緒に練習しているが、その質が向上して、大会中にふたりはもっと強くなる」と、今後も見越したコメントを寄せた。

 そして、もう一人競合していたスター選手・ももちは、抽選の結果、藤村のチームに加入することに。藤村は「単純に実力で選んだ。誰にでもいける(勝てる)」と語り、また自身のチームカラーと、ももちのイメージカラーがともにグリーンという縁も喜んだ。同じく、ビデオ通話で出演したももちは、「藤村は個人的にいま日本で一番強いプレイヤーだと思うので、選ばれて光栄。いろんなキャラクターを高レベルで使いこなし、キャラクター対策をする、というゲームに対する考え方が似ているので、切磋琢磨したい」と語った。

 抽選に敗れた二人の第二候補に注目が集まったが、ウメハラは自身と同じくレジェンドと言えるベテラン、sakoを指名。往年の格ゲーファンには感慨深く、歌広場も興奮を隠しきれなかった。ネモは、配信番組含めてアイドル的人気を誇る名手・かずのこを指名し、スムーズにメンバーが決定した。

 ウメハラは指名の理由について、「使っているキャラ(メナト)が強い。知識不足で伸び悩んでいる部分があるが、すぐに強くなる」と、sakoへの信頼を語った。またネモは、かずのこについて「実は一番欲しかった選手。それは、自分が一番勝てない相手だから」と、自分に不利な組み合わせを失くしつつ、強いプレイヤーを獲得するという戦略性を見せていた。

 続いて、いよいよ2回目の指名だ。ここで、ウメハラとときどが「マゴ」で再び競合してしまう。また、藤村ともけも「ハイタニ」を取り合うことになった。一方で、板橋ザンギエフは「ガチくん」、ネモは意外な人選に会場が沸いた「ストーム久保」を指名し、チームを確定させた。板ザンはガチくんについて、「自分とまちゃぼーがやり込むタイプで、ガチくんだったらその色にも合う。キャラバランスも踏まえて、しっかりと勝ち星を積み重ねてくれると思った」とコメント。ネモは「自分が嫌いなキャラクター(アビゲイル)なので、本来だったらあり得ない。選びたくない」としつつ、「ときどとふ~どが組んでしまったので、誰が一番(勝ちを)引けそうと考えたときに、久保だと思った」と、“被せ”の選択だったことを明かした。

 そして抽選だが、マゴは盟友・ときどが再びウメハラを下して獲得。ハイタニはもけチームに加入し、藤村・ももちとのチームFudoh(不動)メンバーはそろわなかった。格ゲーファンが興味津々で見守ったときどのマゴに対してのコメントは、「僕とふ~どはトップという自信がある。マゴは3番煎じ、4番煎じ」と、しっかり“いじり”を入れつつ、「ただ、チームとしてみた時にムードメーカーだと思うし、教えるのが上手いから、総合力が上がる」というものだった。ウメハラに対して抽選で2連勝したことについては、「まさかマゴさんを選んでくるとは思わなかった。僕は運が強いので、多分獲得するんだろうなとは思っていた」と明かしていた。ちなみに、ウメハラがマゴを指名した理由は、「sakoさんとも仲がいいし、二人とも頭脳派なので知恵を合わせればいいチームになると思った」から。2度の抽選で当初考えていたコンセプトはすでに崩れており、「普通に強い人を選ぼうかな」と語っていた。

 そして、抽選に敗れたウメハラ、藤村の指名は「ボンちゃん」でまたも競合することに。3回目の抽選にして、初めてウメハラが当たりくじを引き、付き合いの長いボンちゃんを獲得した。ウメハラは「一貫して、チームで勝つことも大事にしながら、リーグ戦を通じて一緒に強くなれる人を考えていた。それが出尽くしたので、残っている中で実力のあるプレイヤーを選んだ」と言う。本番に際して、二人のトークにも注目だ。

 最後に残った藤村の指名は、ときどの盟友でもあるMOV。結果として職人的なメンバーが集まり、藤村も「みんな自分のキャラや戦い方にこだわりのある、味のあるチームになった。優勝は狙えると思う」とコメントしていた。

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