“可愛い弟分”志尊淳が山崎賢人に迫る! 『トドメの接吻』第2話で迎えた衝撃の展開

“可愛い弟分”志尊淳が山崎賢人に迫る……!

 謎の“キス女”(門脇麦)に唇を奪われることで“死と生”を繰り返す堂島旺太郎(山崎賢人)が、カネと権力を追いかける『トドメの接吻』(日本テレビ系)。1月14日放送の第2話で、さっそくターゲットである美尊(新木優子)の懐に入ることに成功した旺太郎は、結果としてタイムリープを利用するかたちとなった。ところが、第2話での終盤では、信頼してきたある人物に刺されてしまうという衝撃の展開を迎えた。

 再び出会ったキス女に、「あなた、狙われてる、か…」と言われ、困惑する旺太郎。そんな彼に後輩ホストの和馬(志尊淳)は、「俺にまかせて」とボディガードを買って出る。

 その後も旺太郎には、次々と災難が降りかかった。店のバックヤードで旺太郎の栄養ドリンクを飲んだ同僚の柿崎が泡を吹いて倒れ、容疑者とされた旺太郎は一時は警察署へ。万事休すで消火器を持った和馬が登場し、逃げ出すことに成功したもつかの間、背後からとつぜん包丁で刺されてしまう羽目に。その直後に現れたキス女がまたも「あなた、狙われてる、か…」と口にし、旺太郎は再びタイムリープ。だが、その後も和馬と参加した並木乗馬倶楽部の初乗り会にて、倒れてきた鉄パイプや角材に運悪く巻き込まれ、旺太郎は瀕死の状態に。そして、また現れたキス女のキスにより、旺太郎はタイムリープ。7日前に目を覚まし、路上で歌う春海(菅田将暉)のもとへ向かって、現状を報告すると、春海はキス女について「殺しに来たっていうより、助けに来たのかも」と意外な考えを口にする。


 タイムリープ前に経験したことを武器に、旺太郎はまたも初乗り会へ。そこで当然起こる事態に柔軟に対応してみせる旺太郎は、美尊が好意を抱く兄・尊氏(新田真剣佑)のポジションを颯爽とさらっていく。自ら進んで嫌われ役を演じた旺太郎に尊氏は一目置くようになり、とうの美尊も少し心を動かされたようだ。

 やっと順調かに見えた旺太郎だったが、キス女確保に向かった先で、まさかの和馬から「ずっと好きでした。一緒に死んであげますから」と包丁で刺されてしまった。旺太郎にとって唯一頼れる味方であり、可愛い弟分のような存在である和馬の手にかかるというのは、あまりに衝撃的である。思えば、和馬が旺太郎について口にする「欲望の塊だ」や、「その女ぐせは、死ななきゃ治らないのかもな」といった言葉にはたしかに違和感があった。和馬を演じる志尊といえば、映画『帝一の國』でも、主人公・帝一の唯一信頼できる側近ポジションを演じていた。主役に対して「一歩引いた」立ち回りが絶妙にハマる彼だが、旺太郎に対する想いを持ったこの複雑なキャラクターを3話以降どのように見せていくのか注目である。また、和馬の本性を知った旺太郎の今後の振る舞いも、もちろん気になるところだ。

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