AKB48、ミュージカル審査の裏側明かす　横山由依「AKB以外のスタッフと何かを作りたい」

　『AKBINGO!』の11月5日放送分では、AKB48のメンバーが10月21日に行った『AKB主演ミュージカル「ウィズ～オズの魔法使い～」最終オーディション』の裏側を放送した。

　同企画は、演出家の宮本亜門が2012年に手掛けた『ウィズ～オズの魔法使い～』が2015年3月に再び上演されるにあたって、前回（2012年の主演は増田有華）と同じく、AKB48のなかから主役であるドロシーを演じるメンバーをオーディションで選出するもの。これまで『AKBINGO!』（日本テレビ）を通じて行ってきた審査では、108人のオーディション参加者から、梅田彩佳（NMB48）、岡田奈々（AKB48）、田野優花（AKB48）、横山由依（AKB48）、高柳明音（SKE48／NMB48）、仲川遥香（JKT48）の6名がダンス審査や歌唱力審査を通過し、最終選考では梅田と田野が主役の座を射止めた。（参照：AKB48田野優花＆NMB48梅田彩佳、宮本亜門ミュージカルの主役に決定！）

　今回の放送では、最終審査の舞台裏に密着し、各メンバーの審査前後の行動や心境の変化をレポートした。番組はメンバーの楽屋入りからスタート。通常賑やかなAKB48の楽屋だが、この日は言葉を交わすメンバーはいなかった。梅田はこの緊張状態について「何とも言えない楽屋の雰囲気は耐え難い」と語っていた。

　また、今回の審査はこれまでのものとは違い、実際に観客を入れたうえで行った。宮本亜門はこうした理由について「（彼女たちは）色んなコンサートで大勢の客と対峙してきたけど、1人で大勢の観客を引っ張るのはまた違う」と、純粋に個としての力を推し測るためのものであると語った。