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リリー・フランキーが語る「ザンジバルナイトと音楽カルチャー」(第1回)

「フェスはただの音楽鑑賞会じゃない」リリー・フランキーが考える“理想のフェス”とは?

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会田誠
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「ザンジバルナイト2013」を主催するリリー・フランキー氏

 リリー・フランキー氏が開催するライブ・イベント「ザンジバルナイト2013」が、9月21日に東京・新木場STUDIO COASTにて開催される。同イベントはジャンルや形式にとらわれず、ミュージシャンやDJだけではなく、今注目のアイドルやお笑い芸人、さらには文化人などが一同に集結し、通常の音楽イベントとは趣を異にしているのが特徴だ。さらに今年は、同イベントとしては初となる3ステージを設置、フェス形式での開催となっている。

 リリー氏は、このイベントで、いったいどんな空間を生みだそうとしているのか。ザンジバルナイトの詳細から、その根底にあるリリー氏の音楽観、文化観までを語ってもらう集中連載。第1回では、ザンジバルナイトの魅力と、リリー氏が考える理想のイベントについて語ってもらった。

――ザンジバルナイトは、ミュージシャンだけではなく、お笑い芸人や文筆家もキャスティングされています。

リリー・フランキー(以下、リリー):キャスティングに関しては、2006年に代官山のUNITでやっていた頃からそうなんだけど、基本的にはとにかく気になる人に声をかけるって感じ。今回は特に多業種を集めていて、現代芸術家がいたり、芸人さんがいたり、アイドルがいたり、ミュージシャンがいたり、映画監督がいたりして、いろんな文化がグシャっと集まった感じになっている。今、たくさんのフェスやライブがあって、それぞれの特色が見えにくくなっているけど、カオス感で言えばザンジバルナイトが一番なんじゃないかな(笑)。東京でやるからこそのカオス感というか、整理されていない感じが面白いと思って。

――今回、日比谷野音から、メインステージ以外にも複数のステージがあるSTUDIO COASTに会場が移りました。

リリー:野音の場合は、ステージがひとつだからお客さんは演目を順番通りに観ていくしかない。でも、真面目に音楽を順番通りに聴きましょうという形式は、もともとのフェスの本質から離れていっているんじゃないかと思う。逆に、フェスに行ったんだけど、何も観ないでキャンプだけしていたっていう人がいても良いかと。今回のザンジバルナイトはフェスのつもりでやっているわけではないけれど、3ステージあって、フェス仕立てというところは意識している。お祭り感があるイベントを、東京の身近なところでできるっていうところがポイントかな。このアーティストが目当てっていうよりも、全体的な文化を楽しんでもらえたらいいですね。遊びに来る感覚というか。

     
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