謎解き・脱出ゲーム体験がAIとつながる 『ESCAPE.ID』が外部開放構想『ESCAPE.ID Hub』を公開

謎解き・脱出ゲーム体験がAIと接続

 ESCAPE株式会社は、謎解き・脱出ゲーム等体験型コンテンツ統合プラットフォーム『ESCAPE.ID』の拡張構想『ESCAPE.ID Hub』を公開したことを発表した。

 『ESCAPE.ID Hub』は、これまで『ESCAPE.ID』の内側で完結していた公演情報・チケット・予約などの機能を、API・Webhook・MCPという3つの接続方法を通じて外部に開放していく構想。加盟事業者・開発者・ユーザーそれぞれに向けた3つのHubで構成され、第一弾として加盟事業者向けAPIの一部提供が開始されている。

 『ESCAPE.ID』は、2026年8月時点で会員数160,000名以上、加盟団体160以上、登録公演800件以上を数えるプラットフォームに成長。加盟事業者からは自社の会計システムや在庫管理との連携、開発者からは公演情報を使ったサービス開発、ユーザーからはChatGPT、Gemini、ClaudeなどのAIを通じた利用といった要望が寄せられていた。『ESCAPE.ID Hub』は、こうした声に応えるための拡張構想となる。

 3つのHubは対象ごとに構成されている。「ESCAPE.ID Hub for Business」は加盟事業者向けで、公演情報の登録・管理、チケット・予約管理、売上確認、顧客管理、電子もぎりなど、管理画面で提供している機能をAPI・Webhook・MCPから順次利用できるようにしていく。会計・分析ツールとの連携や、自社ECサイト・在庫との連動が可能となる。

 「ESCAPE.ID Hub for Community」は開発者向けで、リアルタイムな公演情報・空席情報などを外部の開発者へ開放する。公演・イベントの検索、空席状況の取得、AIサービスとの連携などを想定している。「ESCAPE.ID Hub for User」はユーザー向けで、AIとの会話を通じて公演を探し、候補を比較し、予定の調整までを支援する構想。「今週末に友人3人のカレンダーを見て、みんなで行ける初心者向けの公演を探したい」といった相談から、グループでの日程調整までを一続きで扱える体験を目指すという。

 接続方法は目的に応じて3つが提供される。「API」はシステムの接続窓口となり、公演情報の取得・登録や予約データの参照や登録を行う。「Webhook」は予約や購入などのイベント発生を外部システムへ通知し、その先の処理を自動化できる。「MCP」はModel Context Protocolに対応し、ChatGPT、Gemini、ClaudeをはじめとするAIサービスから『ESCAPE.ID』の機能を直接扱えるようにする。

 現在の提供状況は、加盟事業者向けAPIが一部開放を開始、加盟事業者向けMCPは今後展開予定、「ESCAPE.ID Hub for Community」は利用相談を受付中(提供時期は未定)、「ESCAPE.ID Hub for User」は構想段階となっている。利用料は原則無料だが、システム負荷の大きい利用や外部サービスの利用を伴う場合には有料となる可能性がある。

■サービス情報
ESCAPE.ID Hub
提供元:ESCAPE株式会社
提供状況:
・加盟事業者向けAPI:一部開放を開始
・加盟事業者向けMCP:今後展開予定
・ESCAPE.ID Hub for Community:利用相談を受付中(提供時期は未定)
・ESCAPE.ID Hub for User:構想段階
利用料:原則無料(システム負荷の大きい利用や外部サービスの利用を伴う場合は有料となる可能性あり)

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