LINEにAIエージェント「Agent i」が本格統合へ トークの文脈を読み取りタスクを支援

 LINEヤフーが提供するコミュニケーションアプリ「LINE」において、トークルーム内でAIエージェント「Agent i」を呼び出せる新機能「Agent i in chat」の提供が2026年内に予定されていることが発表された。

 「Agent i in chat」は、「LINE」の1:1トークやグループトーク内で「Agent i」を呼び出し、質問やリクエストを行うと、AIが会話の文脈を理解して回答し、必要なタスクの実行を支援する機能である。AIの回答や実行結果はトークルーム全体に共有されるため、参加メンバー全員で確認したり、結果をきっかけに会話を広げることができる。

 提供予定の機能には、ユーザーからのリクエストや会話を分析してメンバーごとのタスクを整理し「LINE」のノートへの登録を支援する「タスクの整理」、予定に関する会話からタイトルや日時を抽出しカレンダーへの登録を支援する「カレンダーへの登録」、共有された写真をAgent iが分類し画像や会話内容から適切なタイトルを付けてアルバム作成を支援する「アルバムへの登録」などがある。


 このほか、トークルーム内の会話を要約する「メッセージの要約」機能や、食事のレシートの写真からそれぞれの支払い額を割り出す「計算」機能など、日常のコミュニケーションを支援するさまざまな機能が順次提供される予定だ。

 また、6月22日より、「LINE」内で「Agent i」を利用後、「トークリスト」に「Agent i」のトークルームが表示され、簡単に利用を再開できるようになっている。本機能はLINEバージョン26.9.0リリース以降、順次提供中。


 「LINE」のトークルーム内でメッセージ作成を支援するトークルームのAgent iには、既存機能として「返信を提案」「話題を提案」「口調を変換」「誤字を修正」などが提供されている。加えて4月27日より、AIが最近のメッセージを分析して相手とのコミュニケーションの傾向を分析しアドバイスを行う「ムードを分析」機能が追加された。同機能はLINEアプリのバージョン26.6.0以上で利用でき、メッセージの履歴が少ない場合は分析できない。


 トークルームのAgent iの利用回数は、無料利用が1日3回、LYPプレミアム会員が1日10回、LINE AIサービス使い放題プラン会員は無制限となっている。利用回数は、返信を提案/話題を提案/ムードを分析/口調を変換/誤字を修正を行った回数の合計。なお、トークルームのAgent iは過去のトーク内容を分析するため、トーク履歴の分析に同意した利用者に限り利用可能で、トーク履歴がAIの学習に利用されることはない。

 「Agent i」は、これまで提供していた「Yahoo! JAPAN」の「AIアシスタント」と「LINE」の「LINE AI」を統合し、「毎日のそばに、だれでも使えるAIを。」をコンセプトとしたAIエージェントの新ブランドである。今後も新たな機能の追加や領域エージェントの拡大などが予定されている。

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