“免許なしで乗れる四輪原付”を原付専門YouTuberがレビュー コメント欄は賛否両論で意見交換の場に
原付専門店による人気YouTuber「げんチャんねる」が6月25日、免許不要で乗れる四輪の特定原付(特定小型原動機付自転車)をレビューする動画を公開した。新たに発売されるAINOHOT「SAGA life」のPR動画だ。
「げんチャんねる」は上記の通り、原付専門店による原付ライダーのための原付専門チャンネルとして誕生。原付のカスタム、修理に便利な関連アイテムや希少な車種の紹介など、専門性の高い内容で原付ライダーの注目を集め、2026年6月現在でチャンネル登録者数は41.9万人を超える。原付に乗る姿が愛らしいと話題のインフルエンサー・原付ガール「ちょこみ」と、カメラマン「しゃちょう」のコンビでお馴染みだ。
冒頭、可愛らしい見た目の「SAGA life」を紹介したちょこみは、「想像以上の乗り物で、びっくりしますよ」と予告。すでに試乗した結果、これまでの「特定原付」とは違う、“ラスボス感”のある一台だという。航続距離、加速、四輪ならではの安定感(倒れない)、積載量、坂道走行のすべての面で、驚きが感じられ、新しい乗り物体験ができるとのこと。サイズは全長1,590mm、全幅598mm、全高1,265mm、車体重量は81.5kgで、四輪だけに見た目の迫力はあるが、意外とコンパクトだ。
専門性の高いチャンネルだけあって、製品紹介だけでなく、「そもそも特定小型原付とは何か」ということもきちんと解説されている。原付の新区分で電動のモビリティ(定格出力0.6W以下)、16歳以上なら免許不要で乗ることができ、最高速度は20km/h、歩道速度は6km/h(特定マシンでの走行可の歩道のみ)。車体サイズや保安部分に、長さ190cm×幅60cm以下、ウインカーなど規定があり、国土交通省による性能等確認制度が設けられている。ナンバープレートと自賠責保険は必須で、ヘルメット着用は努力義務だ。ちょこみは「交通ルールをよく知らない若い人でも乗れるため、一部問題視されていることは否めない」としつつ、「一方でシニアの方や地方の人にとっては、免許返納後の生活の足として欠かせない存在になると期待されているのも事実」と説明した。
気になる人は動画をチェックしてもらいたいところだが、ゴーカート的な楽しさもありつつ、積載量の大きさと安定性から、買い物に適した一台だということが伝わってくる。確かに、たとえば高齢者が少し離れたスーパーでまとめ買いをしたいというときに、SAGA lifeがあれば心強いだろう。
PR動画だが、コメント欄に賛否両論の意見が出ているのが健全だ。魅力が伝わる動画内容から「ほしい」「田舎の足として魅力的」「面白そう」という反応も多いが、一方でやはり免許なしで乗れることのリスクを語る声も少なくない。新たなカテゴリの新たな製品であるからこそ、両論に触れて議論を深めたいところだ。