『Apple Sports』が日本上陸 iPhoneのロック画面でもリアルタイムに試合結果を追える、Apple独自のスポーツ情報アプリ

 Appleは5月20日、スポーツ情報アプリ『Apple Sports』の国内提供を開始した。iPhone向けに無料配信され、App Storeからダウンロードできる。これまで米国・英国・カナダなど一部地域向けに展開されていたが、今回のアップデートで新たに日本を含む90カ国以上が利用できるようになり、提供地域が世界170カ国へ拡大したことになる。

 『Apple Sports』は、各種スポーツの試合スコアやスタッツをリアルタイムで確認できるスポーツ情報アプリだ。サッカーやバスケットボールを中心に、複数リーグの試合状況を一括で追跡できる。好きなチームやリーグを登録することで、試合スコアやスタッツなどを一覧表示可能。試合中はリアルタイムで情報が更新され、iPhoneのロック画面へスコアを表示する「ライブアクティビティ」にも対応する。

 ウィジェット表示にも対応しており、iPhoneのホーム画面からお気に入りリーグへ素早くアクセスできる。Apple Watchをはじめ、MacやiPadとも連係し、各種Apple製品で試合経過を確認可能だ。

 実際に試してみると、ライブアクティビティとの相性はかなり良い。試合中はロック画面へリアルタイムでスコアが表示されるため、移動中や作業中でも、iPhoneを開かずに試合状況を把握できた。

 特に海外サッカーの深夜帯試合 では便利で、配信映像を常時表示していなくても、得点や試合展開だけを随時確認できる。Apple Watch側にもスコアが反映されるため、別作業をしながらでも経過を追いやすかった。また、タイムゾーンは自動調整されるため、海外出張や旅行中でも滞在先の時間に合わせて試合日程を確認可能だ。

 スポーツ情報アプリそのものは、『FotMob』や『Sofascore』など海外サービスがすでに高い支持を得ており、リアルタイム通知や詳細スタッツ機能も珍しくはない。ただし、『Apple Sports』はApple Watchやライブアクティビティ、Apple TVアプリなどiOS機能との統合を大きな差別化要素としている。

 アプリ内からはApple TVアプリへ直接移動でき、配信中の試合視聴へスムーズにアクセス可能。「試合を探す」「状況を追う」「そのまま視聴する」という流れをシームレスにつなぐ役割も担う。さらに、ライブスコア通知をオフにする設定も用意される。配信サービス経由で後追い視聴をするユーザーが増えた現在、結果を見ずに試合観戦したいニーズにも対応した格好だ。

 今回のグローバル展開にあわせる形で、FIFAワールドカップ関連機能も強化されている。ノックアウトステージのトーナメント表示や、試合前のスターティングメンバー、フォーメーション確認などにも対応し、大会期間中(2026年大会は6月11日〜7月19日)の情報確認アプリとしての活用も見込まれる。

 現時点で対応リーグは海外主要リーグが中心で、日本国内リーグへの対応は限定的。今後はJリーグやプロ野球などへの対応拡大にも期待が集まりそうだ。

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