BTS、完全体で再始動——JIN「解散を話し合ったこともあった」涙のスピーチから8年、これまでの軌跡と次章への期待
『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』は、ワールドツアーに向けた“予告編”
なお、3月21日のカムバックライブ『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』では、全世界待望の新アルバム『ARIRANG』のタイトル曲を含む新曲が初パフォーマンスされる。アルバムタイトルにもなっている「アリラン」は、“民族の感情を最も凝縮した歌”、“もうひとつの国家”といわれる楽曲だけに、会場となるソウルの中心地、朝鮮王朝の王宮・景福宮を背にした光化門広場という韓国の歴史的にも大きな意味を持つロケーションを活かした演出が期待される。『BTS <Yet To Come> in Busan』では、ハイライトに韓国の伝統的なリズムを用いた「IDOL」(アルバム『LOVE YOURSELF 結 'Answer'』リード曲)を置き、韓国の伝統仮面を使った演出でパフォーマンスして、「世界的グループだが、韓国から出たBTS」を強く印象づけた。今回のアルバム『ARIRANG』とカムバックライブでは、さらにその出自のプライドが示されるパフォーマンスになりそうだ。
このカムバックライブでは新曲だけでなく、過去代表曲のメドレー披露も噂されている。2022年のグループ活動休止以降、初めて“BTSの現在地”を7人で提示する場となるので、新曲披露はもちろん期待大だが、兵役後の声の変化、フォーメーションの再構築、各メンバーのソロ活動を経た表現の融合なども注目点になるだろう。
『BTS <Yet To Come> in Busan』は、BTSの約10年間を1本の物語として再提示する構成だった。この『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』では、これからの10年のプロローグが示されるのはないだろうか。
BTSはこのアルバム『ARIRANG』を携えて、4月9日の韓国・高陽総合運動場スタジアムを皮切りに2027年3月まで70公演超の大規模なワールドツアーを行う。4月17・18日には、東京ドーム公演も行われるが、この『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』が実質的なワールドツアーの“予告編”となるのだろう。