DFM・なるおが配信画面作成ツール『Alive Studio byGMOペパボ』を体験 配信者に寄り添った設計”と遊び心に大興奮

なるおの生存が確認された“伝説の動画”も「今となってはよかった」?
ーー久しぶりに配信をした時の、リスナーの雰囲気ってどんな感じでしたか? 結構長く離れていた訳じゃないですか。
なるお:それが、結構温かい雰囲気で迎え入れてもらえたんですよ。しかも、やっぱり僕自身「配信が楽しいからやる」というスタンスだったので「お金のためにやる」という考え方は無かったんですが、楽しいことをやって、“その結果としてお金がもらえる”というのが、なんだかすごく嬉しくって。
ーー「なるおじゃん!」みたいな感じですか。それでいうと、一時期「仕事中のなるおさん」の動画が出回る、なんていうちょっとした事件もありましたよね。まさかの生存報告、という(笑)。
なるお:ありましたね……ものすごい音沙汰の届き方ですよね(笑)。
ーー格ゲー勢の皆さんも、よくあれがなるおさんだと気が付きましたよね。動画として顔を晒されてしまったのはなるおさんからすれば事件かもしれませんが、結果的に、格ゲー業界内で話題になったと考えると……。
なるお:怪我の功名じゃないですけれど、今となっては逆によかったまであるかもしれないですね(笑)。
ーーとはいえ、久しぶりの配信でもリスナーが温かく迎え入れてくれたのは、なるおさんの人柄が鏡映しになっているのかな、とも思います。なるおさんって、本当に楽しそうに配信をされますし、個人的には「お兄ちゃんがゲームしているのを眺めている空気」を感じるというか。居心地の良い配信をされていて凄いなと感じるんですが、なにか意識していることってあるんですか?
なるお:うーん、そこは特にないんですよ。ただ、今のDFM(DetonatioN FocusMe)の前に所属していた「魚群」というチームの、当時のプロデューサーみたいな方と、それこそ配信のことについて話していた時に「(配信は)面白い・面白くないとかじゃない」「友だちの家に集まってゲームして、それを横から見ているのって楽しかったじゃん。その感じを楽しんでいるんじゃないの」と言われて。それは印象に残っていて、もしかしたら影響を受けているのかもしれないですね。
ーーまさにその感じなんですね。ずっとポジティブで、自分のプレイに「今の上手くない!?」と、テンション高くやっているのもすごくいいなって。
なるお:「友だちと遊んでる雰囲気を出すぞ!」と思ってやっている訳じゃないですけどね(笑)。ポジティブなのは、結構昔からそうかもしれないですね、僕。
ーー配信の雰囲気以外でいうと、画面の見やすさや配信のレイアウトなどは何か意識していますか?
なるお:そこも、これまではあんまり考えてこなかったんですよ。なんかこう、ちょっと小洒落た雰囲気の配信はこれまでしてこなかったから(笑)。でも、2026年はちょっとチャレンジしてみたいな、とは思っているんですよ。
それこそVTuberの方々とか、配信画面がすごくお洒落じゃないですか。でも自分は機械も苦手なので、Discordで喋っている人を表示できるツールとかも、誰かが設定してくれた奴がありそうなら「願わくば……どなたかありますか……?」みたいに、コラボしている人にお伺いを立てるみたいな感じで(笑)。あったらいいな、とは思うんですけど、自分で設定するまではなかなか……年齢の悪いところが出ちゃってるというか……(笑)。
ーーであれば、今日体験してもらう『Alive Studio byGMOペパボ』はまさにピッタリのツールかもしれませんね。この後じっくり解説していきますが、OBS(配信ソフト)と連携してあげれば簡単に使うことができるツールなので。
なるお:おお、すごい綺麗なパスだ(笑)。楽しみです!
「僕でも使えそう!」 機械に疎いなるおにぴったりな『Alive Studio byGMOペパボ』
ーー今回体験いただく『Alive Studio byGMOペパボ』について、改めてご説明しますね。噛み砕いて言うと、OBSと連携して使えるVTuberやゲーム配信者といったストリーマー向けの「配信画面デザインサービス」になるのですが……。たとえばなるおさんって、普段配信画面にはゲーム画面用の枠を表示させたり、時計を出したりってされていませんよね。
なるお:そうですね! カメラの映像とスポンサーさんのロゴ、それにゲーム画面ぐらいです。
ーー配信画面を作るのって、素材を探したり作ったりしないといけなくて大変ですし、先ほどおっしゃられていたように外部ツールを使って設定しないといけない物も多いじゃないですか。
なるお:そうなんですよ。だから僕、コメント欄すら出していなくって、自分のYouTube動画の編集者にずっと「表示してください」って言われちゃってて(笑)。「やっとくわ!」とは言ったものの、イマイチやり方が分からずそのままになっているんですよ。
ーー背景はもちろん、前景……VTuberさんがよく使っているゲーミングデスク風の画像などが簡単に使えます。たとえば、こういう机を表示すると……。
なるお:あ! 見たことありますね! 真ん中に自分のアバターを表示して、その横にコメント欄を出して雑談……みたいなやつだ。
ーーまさにそういったコメント欄や時計などもワンボタンで表示できるのが、『Alive Studio byGMOペパボ』なんです。使い方も簡単で、初期設定を終えたらOBSの画面に操作パネルが表示されるので、そこから使いたいアイテムを押していくだけでOKです。コメント欄も、ご自分のYouTubeと連携してあげれば、この通り。
なるお:おおー! こんなに簡単なんだ。これだったら僕でも出来そう。これって、Twitchのコメント欄も出せるんですか?
ーーはい、丁度先日のアップデートで対応しました! それから、コメント欄を使ったアンケート機能なんかも使えますよ。色んなギミック付きのアイテムをまとめた「装置」というカテゴリがありまして、その中に「コメント投票」という物があるので、これを追加してやると……。
なるお:お、パーセントが出てきましたね。これはアンケート機能みたいな感じなんですかね?
ーーそういった使い方もできますし、たとえばウォッチパーティをする時に「どっちが勝つか予想しようぜ」みたいな形で“なるおダービー”を開催することも出来ますよ。
なるお:あ、それめっちゃいいですね(笑)。Twitchの機能でも一応、チャンネルポイントを賭けてこういうことが出来るみたいなんですが、やりたがる人多いんですよね。
ーーこの機能の場合はコメントの入力で投票が出来て、チャンネルポイントとの連携は出来ないんですが「リスナーのみんなはどっちがいいと思う?」みたいな時にはすごく便利だと思います。他にもルーレットの機能なんかもあるので、たとえば次に「レジェンドを目指すキャラ」を決めてみるとか。ちょうど最近(※2025年12月取材時)は「JPチャレンジ」をされていますよね。
なるお:やってますねー! あれはリスナーに言われて、というより自分でちょっとやってみたいなと思って触っているんですが、めちゃくちゃ難しくて苦労してます(笑)。
あとルーレットもすごく便利そうですね。無料で使えるネットのルーレットって、どうしてもデザインが簡素だったりするし、ブラウザごと表示しないといけないので手間なんですよね。
今日やるゲームを決めるときとか、使いたいタイミングがあるんですよ。「AかBかCか、どのゲームを遊ぼうかな、いやでもどれもいいなー」って悩んでいる時とか、結構ありますからね(笑)。
ーーそうですよね。映して大丈夫か確認しながら、いちいちブラウザをOBSに表示させて……とやるのは、結構手間ですもんね。あとは定番ですが、テキストをスクロールして流しておくこともできますね。
なるお:これ、いいですね。OBSでも一応同じ機能はありますけど、書体とか背景の色とかを選んであげないと、すごく味気ない感じになっちゃうんですよ。で、僕はあんまりOBSの使い方が詳しくないから、いっつも味気ないのを出すしかなくって(笑)。最初からまとまったデザインにしてくれているのは、個人的にかなりありがたいです。

























