亀梨、紗栄子、セイキン……大物の家電爆買い動画はなぜ急増？　社会的状況から背景を紐解く

　ここ数週間、YouTubeではなぜかビックカメラでの爆買い動画が急増している。しかもその動画を投稿しているのは、亀梨和也や紗栄子、セイキンなど人気者ばかり。なぜいま、大物たちがこぞって家電の爆買い企画を行なっているのか。今回は、大物たちの家電爆買い動画急増の背景を紐解いてみたい。

　亀梨和也は2025年4月19日に投稿した動画で、ビックカメラ有楽町店に両親とともに来店。両親や伯父、マネージャー3名への日頃のお礼の品々を買うため、店舗に赴いたことを明かしている。伯父には母と相談しながら冷蔵庫と電子レンジ、洗濯機を購入し、両親には多機能レンジをプレゼント。マネージャー3名には店員おすすめのイヤホン3種類を選ぶと、この日の撮影にも同行していたYouTubeのスタッフ3名分のプレゼントも買い求め、爆買いは終了。自身のものは何ひとつ購入しなかったが、よい買い物ができたようだった。

　紗栄子は4月4日に投稿した動画で、ビックカメラ有楽町店を訪問。マネージャーとともに 、洗濯乾燥機やコーヒーメーカーコーナーを散策すると、いざ美容家電エリアへ。美容家電エリアでは、紗栄子が「すごい気になっていた」というハンズフリースタンドドライヤーや最新ドライヤー、スチーマー、母親から頼まれた電動歯ブラシ、父親用のシェーバーを物色。実はこの動画でビックカメラを訪れた“真の目的”は、この日にカメラを担当していたスタッフへの誕生日プレゼントを購入するため。スタッフのリクエストに応え、デロンギ社製のコーヒーメーカーを購入すると、マネージャーのコーヒーメーカーとミル、母親の電動歯ブラシ、子どもたちにはお菓子を爆買いし、総額236,470円を支払った。

　セイキンもまた、2025年3月25日に投稿した動画で、ビックカメラ有楽町店での爆買いの様子を紹介。「金額は無制限」「本当に欲しいものだけを購入したいと思います」と宣言すると、自分用にゲーミングチェアやi Pods、イヤーピース、ドライヤー、カメラバッグを購入。とくにイヤーピースは、スペシャリストである「マイスター」がセイキンの耳を見ただけでピッタリ合うサイズのイヤーピースを提案し、「これは神ワザ」と驚きながらも嬉しそうに商品を手にしているのが印象的だ。さらに妻にはiPad miniとリクエストされていたドライヤー、息子にはゲーミングチェアとベイブレード、ベイブレードのスタジアムを選び、合計10点、総額536,250円の買い物を楽しんだ。