「三流の馴れ合いだよ」人気YouTuberの“ブチギレ”に場が凍る…『HASHTAG HOUSE』4話
1stミッションの結果は? 元上智大生・かとゆりが、“マイルド”な脱退投票の方法を提案
さて、この1週間の努力は報われたのか? なかなか周囲から“必死に見えないスパイラル”から脱却できなかったのはおおかた想像の通りとして、前述のTikTok投稿や、おだけい決死の夜通し生配信など、最後の追い上げもありつつーー結果は、獲得したSNS総フォロワー、68,300人。健闘虚しく、約30,000人ものショートとなってしまった。
ミッションを終えて、ジョージは初日から作戦とルーティンを考えて取り組むべきだったなど反省点を挙げていたが、おそらく忘れてはいないだろう。目標を達成できなかった場合、メンバーひとりがここで脱落となる。
該当メンバーを決める方法は、自由。全員での話し合いはもちろん混線し、ジョージとゆうぴーまんが投票制の声を上げる。実力主義なのだから仕方がない、と。その傍ら、“実力”も見る角度によって異なり、そう考えると全員同じ実力だと優しさを見せるロイ。「オレ、帰ります。お願いしたい。帰らせてください」と、立候補するおだけい。本当、なんともキャラクターの違うメンバーが集まったと再認識させられる。
この話し合いの落としどころは、かとゆりによる“1人2票”での脱落投票に。1人1票よりも「ちょっとマイルドになる」とのことで、この案が採用されることとなった。とはいえ、自身を曲げず論理的、かつ原理に立ち返って、1票のみを投票するジョージ。こちらも自身を曲げず、自分に投票するおだけい。さらに後々のバトルを考えて、結果に響かないメンバーを選択したというかとゆり。繰り返すか迷ったが本当、なんともキャラクターの違うメンバーが集まったと再認識させられる。
脱落投票の結果、元之介&杉本凛が同票に。ひとりだけで綺麗に決まればよかったものの、“戦力外”の予備候補まで実質的に判明してしまい、むしろ空気が悪くなってしまうも束の間。最後には、ふたりが話し合いとじゃんけんの末、杉本の方がハッシュタグハウスを去ることが決定した。同じABEMAだからこそ名前を引用するのだが、あの『オオカミ』シリーズですら、こんな序盤からあっさり脱落者を出すことはない。これが同局初、恋愛抜きの恋愛抜きのバトルゲーム・リアリティショー。まったく容赦をしてくれない。
残念ながら脱落者は出てしまったものの、わずかに救われたのがオンエア終盤。全員で円陣を組んだとき「また飯食おうぜ、みんなで」と声が挙がった場面だ。その声の主は、朝食にプルコギをつついていたところ、険悪な空気を運びながら、誰よりもメンバー想いだった、あのジョージ。この言葉を彼が発したことで、本企画が「ガチの三流インフルエンサーの馴れ合い」ではないと示す意味があった気がする。元之介をはじめ、残りメンバーが杉本から受け継いだ想いを糧に、次なるバトルでも全力を振るってくれることを願っている。
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