『今日好き キョンジュ編』1話ーー告白された人数18名の高1“沼男”が登場 「かわいさも強引さもある」

こお、早くも『ドンタン編』での雪辱を期す? めいあとの2ショットは悲しみの序章か

 秋といえば?ーーそう、恋愛の秋。散歩日和な気候が訪れて、カフェのテラスや学校の帰り道におしゃべりを楽しんでいるカップルも多いのではないだろうか。そんな幸せなふたりがまた新たに生まれることを願いながら、最新シーズンを迎えた『今日好き』について紹介していこう。

 新たな旅の舞台は、韓国・慶州(キョンジュ)。以前に旅した釜山(プサン)や、日本からも程近く、“韓国の京都”と称される歴史や趣豊かな街である。今回の旅に参加するのは、男子5名・女子5名の合計10名。うち継続メンバーには、前回の『ドンタン編』より、こお(飯沼虎王)とめいあ(川野明愛)が。前々回の『夏休み編2024』からじゅり(榊原樹里)、さらに『ホアヒン編』からはそうま(阿部創馬)と、久しぶりの顔ぶれも並ぶことに。特にそうまは登場した段階で、女子のみならず男子陣からも「かっけぇ!」と乙女の声が上がるほどだった。彼のさらなる垢抜けぶりを見るに、無理もないことだろう。

 初日の朝は、メンバー全員でのスワンボート体験から幕開け。キョンジュ最大の湖に、ふたり乗りの5台のボートが散らばったのだが、その光景が縦横無尽すぎてもはや『ONE PIECE』で描かれる大航海時代のようだとは、スタジオの“恋愛見届け人”たちの声。しかも、スワンボートの醍醐味である足漕ぎではなく、まさかの電動モーター駆動というのも笑いのポイントだった。

 この場面で早速、こお×めいあが同じボートに。ふたりの名前の並びを見て、早くもピンときた読者もいるだろうが、その通り。こおは前回の『ドンタン編』でめいあに恋し、グループ行動で離れ離れになった際も、動物好きな彼女のために“一人動物園”状態となりながら、その日の夜に見せる写真を撮影していたわけだが、結果的に想いは通じず。カップル不成立となった過去を持つ。めいあ自身も同オンエアを視聴し、こおと「もうちょっと話したかった。(今回の旅にも)来るかな? って思って来てみた」と、彼の存在を意識しているようだ。

 そんな彼女からの言葉に「やったー!」と喜びを爆発させるこお。今回こそ、彼の優しさが報われるかと思ったのも束の間、気がかりなのは、めいあの「話してみたかった」や「前回は好きな人がいて」という、こおの存在を少し遠く感じる微妙なニュアンスの言葉。とはいえ今回も、彼女が第一印象で気になった相手には、ピックアップされていないのである。

 めいあが最も気になっているのが、新メンバーのきょうすけ(林京介)。たしかに、こおと会話していると自然に笑顔になれて、かわいいと思えるらしいのだが、となるときょうすけは……カッコいい? このあたりは恋愛見届け人たちも議論を重ねており、前回の旅も踏まえて、大友花恋が「ハッピーエンドの主役じゃないのかもしれない」と指摘すると、中川大輔も「この物語はハッピーエンドじゃないのか!」と、苦難の表情を滲ませる。

 こうした不安な予感は、悲しくも的中。この後のランチで、こおはめいあの隣を確保したものの、その後の席替えにより、彼女の横にはライバルのきょうすけが。しかも、その会話が楽しそうなあまり、こおは“うお〜ん”と言わんばかりの表情で、きょうすけに対して恨めし顔を隠しきれない場面も。旅の初日からこんな想いをしたくないだろう。となると……?

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