Brave group×サンリオのタッグが成立 IP×バーチャル事業を推進する二社が資本業務提携

 Brave groupは、サンリオからの出資を受け、両社IPのグローバル化とバーチャル領域における事業拡大を見据えた資本業務提携契約を締結した。

 Brave groupはVTuber事業を中心に2.5次元アーティストのプロデュースなどもおこなっており、サンリオは『VRChat』でのアパレルやイベント事業などを手がけており、どちらもバーチャル領域に強みを持つ企業だ。

 今回の提携ではグローバルにエンターテイメントを展開し、メタバースや2次創作プラットフォームなど新たな事業にも取り組んでいるサンリオと、国内外でVTuber事業を展開し、現地法人の設立からスタジオの設立まで行っているBrave groupが力を合わせることで、日本発IPのグローバル化とバーチャル領域における海外市場のさらなる可能性を追求するもの。

 主な業務提携内容としては、サンリオが運営するデジタルPFサービス事業(公式IPホルダーとファンがつながる創作プラットフォーム『Charaforio(キャラフォリオ)』やバーチャルイベント『SANRIO Virtual Festival』など)との連携、Brave groupが運営する日本国内・海外VTuber事業との連携、両社が所有するIPのコラボレーション企画・製造・販売事業が告知されている。

 二社は今回の発表にあたって「サンリオの『One World, Connecting Smiles.(一人でも多くの人を笑顔にし、世界中に幸せの輪を広げていく。)』というビジョンとBrave groupの『世界に、日本の冒険心を』というパーパスを具現化していく」とコメントしている。

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