水とレンジで魔法のように変化! ニチレイフーズの『本当に旨い担々麺』汁なし・汁ありをレビュー!
2024年9月1日に、ニチレイフーズより冷凍食品の2024年度新商品、8品が発売された。8品の詳細は下記に示したが、筆者は新商品の試食体験会に行き、実際に試食をしてみた。最新の美味しい“冷凍食品のテクノロジー”を実食を交えてレビューしたい。
ニチレイフーズの気になる最新メニューはコチラ!
・お肉ジューシー ピーマン肉詰め
鶏ひき肉をピーマンにたっぷり詰めた一品。お肉を手作業でひとつひとつ丁寧にピーマンに詰めることで、お惣菜屋さんのような味わいを実現している。肉の旨味がピーマンのほろ苦さと絶妙にマッチし、家庭で簡単に本格的な味を楽しめる。また、特製甘辛だれの使用により、すっきりとした味わいとなっている。お弁当や食卓に最適で、調理も電子レンジで手軽に済むのが魅力。家庭の食卓を彩る便利な冷凍食品となっている。
・だし香る しいたけ肉詰め天
下味をつけているため風味豊かなだしが香るしいたけに、こちらも手作業でひとつひとつ鶏ひき肉を詰め込んだ天ぷらとなっている。しいたけの旨味と肉のコクが一体となり、かつおだし香る特製の天つゆが全体を引き締める。濃厚なだしが効いた天ぷらは、だしの旨みを感じられ、肉のしっとり感が楽しめる。和食の贅沢な一品となっており、こちらも食卓やお弁当に最適で、家庭で手軽に本格的な味わいを再現できる。
・三ツ星プレート 和風ハンバーグ&明太クリームパスタ
人気メニューである和風ハンバーグと明太クリームパスタがセットになった贅沢プレート。大根おろしと醤油を使った、さっぱりとした和風ソースがかかったハンバーグは、柔らかくジューシーで、満足感のある一品。また、自家製の平打ち生パスタを使用した明太クリームパスタは、もちもちした食感の麺と濃厚な明太クリームの味わいを楽しめる。これひとつでバランスの取れた食事が楽しめ、食卓にぴったりな一品となっている。
・タルタルチキンフライ
鶏のささみ肉とむね肉を使用したチキンフライ。健康観や彩りを感じることができる。外はサクサク、中はしっとりとした食感で、軽いながらも満足感がある一品。酸味が効いたタルタルソースが絶妙なアクセントとなり、さっぱりとした味わいを楽しむことができる。お弁当のおかずやおうちごはんの一品としても使いやすく、いろいろな食事のシーンで活躍するため、家庭の食卓に手軽に取り入れることができる。
・たっぷり野菜のしんじょ揚げ
7種類の国産野菜と白身魚を贅沢に使用したしんじょ揚げ。野菜の彩りが美しく、見た目でも楽しめる一品。しんじょのふわっとした食感が楽しめ、満足感のある味わいとなっている。野菜の甘みとしんじょの柔らかさ、決め手のかつお風味が効いた醤油ベースのだしが絶妙にマッチしている。お弁当のおかずとしてだけでなく、おうちごはんとしても最適で、様々な食事のシーンで活躍。
・蔵王モッツァレラチーズのミートドリア
宮城県蔵王産生乳から作られたモッツァレラチーズを贅沢に使用したミートドリア。濃厚な自家製ミートソースと、蔵王酪農センター直送のミルクを使用したホワイトソースを合わせ、リッチな味わいを実現。たっぷり270gで、一食満足のボリューム感となっている。お店のような本格的なドリアを家庭で簡単に再現できる冷凍食品で、おうちごはんにぴったりである。贅沢なひとときを過ごすのに最適な、こだわりの一品に仕上がっている。
・今川焼(とろける生チョコ仕立て プレミアム)
ふわふわの今川焼の生地に、とろけるようなチョコクリームが詰まったプレミアムなスイーツ。ベネズエラ産カカオ豆のカカオマス、北海道産生クリームを使用した濃厚なクリームが、口の中でとろけ、贅沢な味わいを実現。ほんのり冷たい状態で食べるとビターな味わいに、電子レンジで温めると甘いスイーツのような上質な味わいになり、2通りの美味しさを楽しめる。ちょっとしたご褒美やおもてなしにもぴったりの一品。
実際に食べてみると、本当に絶品でお店負けしない高クオリティな味だった。素材一つ一つのこだわりが感じられ、ニチレイフーズさんの新製品に対する熱意が感じられた。
今回の目玉である二通りから選べる「担々麺」を実食!
そして、新商品の中でもニチレイさんが特にこだわった一品が、開発に約2年をかけた「本当に旨い担々麺」である。まずは論より証拠と食べてみることに。
『本当に旨い担々麺』、いざ実食!!!
まずは汁ありを実食。食べてみると、麺のコシがしっかり。麺のもちもちさと、汁のまろやかさが絶妙にマッチしていて美味しい。麺を一度噛むと、ジュワッと汁のうまみが広がり、気分を上げてくれる。最初はまろやかな味わいだが、後から辛さがピリッと来て、これがアクセントになっている。この感覚を何度も味わいたくなって、自然と箸が進む。そしてあっという間に完食!
次に汁なしを実食。こちらは汁がない分、麺のもちもちさがさらに口の中に広がる。麺が油でコーティングされており、ツルツルしていてこちらもスルッと食べられる。また、お肉などの素材の旨みも感じやすく、とても美味しい。肉好きの私にとって、このお肉と麺の旨みは癖になる。後からくる辛さは、汁ありの方よりも強くて、どんどん箸が進む。こちらも無事完食。
どちらも食べてみたが、筆者は「汁あり」派だった。汁のまろやかさと麺のもちもちした食感のベストマッチに感動した。
実は、試食したこの2種類のものは、どちらも同じ商品。ニチレイフーズ広報部・糸永すず氏によれば「汁なし」と「汁あり」で違う味わいを楽しむことができる。この商品は2通りの食べ方を楽しめる、デュアル調理可能となっているのだ。水の有無、1分30秒のレンジ調理時間の違いでお好みの味にすることができるのが魅力だ。気分に合わせて味の変化が可能である。
また、麺にもこだわっているという。電子レンジで調理をした際にコシを出すために、独自の製法で「コシのある麺」を実現している。麺を作る上での「粉の配合」「製麺」「茹で」の条件を逆算し、“本当に旨い麺”を実現しているそうだ。筆者的には麺が織り成す”うまみの科学”と感じた。
その裏には秘められた開発エピソードがあったそうで「当初は汁あり商品の発売を目指して開発がスタートしましたが、汁ありの麺商品には(凍っているスープを加熱することから)調理時間が長い、(調理時間が長いため)レンジ調理過程で麺がのびる、スープが入っている分、重くなる(店頭から自宅までの持ち運びの負担)という問題がありました」。
「この解決策のひとつとして、調理前に水を入れて、調理時間を短くする商品設計にたどり着きました。更に麺の配合を工夫することで、レンジ調理でも伸びにくい麺を実現しています。そして、調理前に水を入れる商品であれば、水を入れないのはありでは?という着眼点に辿り着き、汁あり・汁なし、デュアル調理ができる『本当に旨い担々麺』が誕生しました」(糸永氏)とのこと。
そして汁の有無の変化だけでなく、様々なアレンジもできる一品となっているのもポイントで公式で紹介されているものは「汁までおいしい!担々麺豆乳アレンジ」、「卵黄・ねぎのせ 汁なし担々麺」の2つ。紹介されているアレンジ方法を楽しむのも良し、自分好みのアレンジを探すのも良しだ。お気に入りの食べ方を探して楽しんでみてほしい。
汁あり、汁なし、あなたはどちらが好みだろうか? 是非、新製品を手にとって実際に試してもらいたい。
参考情報
https://www.nichireifoods.co.jp/
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