レジェンドクリエイター・金子一馬氏、転職活動は「単純に面白かった」 “一緒に働きたい人材”も明かす

 コロプラは8月9日、求職者のためのゲームクリエイター向けトークイベント「COLOPL NightTalk ~金子一馬のゲームづくりの真髄~」を開催した。エンターテインメント本部B1スタジオの金子一馬氏、取締役兼エンターテインメント本部 本部長の坂本佑氏、B1スタジオ部長でリードクリエイターの角田亮二氏が登壇し、コロプラでのゲーム作りや求めるクリエイター像などについて語った。

 「真・女神転生」シリーズの悪魔デザインなどで知られ、転職エージェントを通してコロプラに入社したことが話題となった金子氏は、「イラストレーターと思われていますが、コンセプトを考えることをやっている」「コンセプト・世界観・ストーリーを考えて、そのうえでデザインをしています」と自身の仕事に言及。「コロプラに入社して思ったのは、すごくオリジナリティを追求している」「仕組みの部分をすごく考えている」と、同社の開発について印象を語っていた。

 気になる転職エージェントのエピソードについては「知り合い関係で新しい会社を作ったり、投資を受けることもできたが、スマホゲームには興味があったし、ちゃんとやっている会社がたくさんある。そこで仕事をしたいと思っていたら、転職エージェントがあると聞いたんです」ときっかけを明かし、「いろいろな会社から誘いを受けましたが、コロプラが一番良かった。転職活動でつらいことはなかったし、単純に面白かったです」と振り返った。一方で、「年齢でアピールするのは厳しいし、ゲーム業界で有名だとマイナスにもなる」とも告白している。

 この日のテーマとして最も注目されていたことのひとつが、金子氏にとって「一緒に働きたい人」はどんな人材なのかということ。この問いには「集団で仕事をすることになるので、そのなかで目立つ人はいますが、それぞれが役割をこなしている。それを理解して、集団で働ける人がいい」と回答し、「むかっとくること、悲しいこともある。それも経験として消化できる人がいい」と語った。

 そのうえで、「(ゲーム作りは)できたものが市場に出て、いろいろな反応を聞けることがうれしい。こういう仕事だからこそできること。日々つらいことも忘れてしまう。こういう感覚を味わってもらいたい」と、ゲームクリエイターを目指す人々にエール。「クリエイターとは言うけどサービス業。お客さんに喜んでもらうことが一番重要」と持論を語り、「自分の中の経験・厚みから(アイデアが)出てくる。ゲームだけでなく映画を見たり本を読んだり、いろいろしたほうがいい。いろいろな人に否定されてみるのもいい」とアドバイスを贈っていた。

 コロプラ採用サイトでは、各職種の募集を実施中だ。金子氏をはじめとするクリエイター陣とゲーム作りに挑戦したいという方は、この機会を逃さずに応募してみてはいかがだろうか。

コロプラ採用サイト:https://colopl.co.jp/recruit/

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