あの頃“デュエリスト”だったキミたちへ 今こそ『デュエル・マスターズ プレイス』をすすめたい理由

今こそ『デュエプレ』をすすめたい理由

初心者が始めやすい仕組み・ルールが充実

第1弾当時流行っていた「ボルメテウス・コントロールデッキ(ボルコン)」。レア枠のドラゴンが3体とも配布されたため、無課金でも比較的強いデッキを組めた

 これはカードゲーム全般に言える話だが、デッキを組んで対戦をするTCGの性質上、カードプール(保有するカード)の多いプレイヤーが、どうしても有利になることは避けられない。その点、『デュエプレ』は非常に良いバランスで、初心者が入っていきやすい仕組みを作っている。

 まず、ゲーム開始時にもらえるスターターデッキ・カードパック以外に、定期的にデッキが配布される。純粋に強力なテーマデッキや、初心者向けに便利なカードを集めたデッキなど、さまざまなカードがプレイヤー全員に配られるのだ。

 それから、DCGではおなじみの機能だが、不要なカードを分解することで得られる「DMポイント」を使って、任意のカードを生成することができる。使用頻度の高いカードをもらえれば、その分生成できるカードが増えるのだ。初心者は作れるデッキが増えるし、すでにカードを所持しているプレイヤーも別のカードを生成する材料にできるので、損にはならない。

 ちなみに、殿堂入りに指定されたカードや調整を受けたカードは、期間限定でDMポイントが増える。通常は生成時の4分の1しかポイントをもらえない。しかし、対象期間に分解すると、生成コストと同じポイントが手に入る。先に紹介した「ボルバルザーク」も対象だったので、筆者は4枚とも分解済み。イベント用の「ボルメテウス・サファイア・ドラゴン」デッキを組むコストとして使用した。

 次に、カードをレンタルできる「カード交換」システムの存在がある。デイリーミッションをこなしてポイントを溜めることで、好きなカードを期間限定でレンタルできるのだ。分解はできないものの、足りないカードを集めるのに便利なシステムである。

 そして最後に、特殊ルールがあることも遊びやすさをさらに高めている。通常のランクマッチ以外に、「SPルールマッチ」という特別なルールの対人戦が遊べるのだ。レンタルしたデッキ専用のルールや、配布デッキを決まった枚数まで入れ替えて戦うルールなど、さまざまなルールが存在する。

 こうしたルールではカードプールの差がデッキの強さに反映されにくい。初心者にとっては強いカードを使うチャンスだし、既存プレイヤーにとってもプレイングスキルを磨く機会になるだろう。もっとも、レンタルデッキを使ったが最後、自分で似たデッキを組みたくなってしまうのだが……。

一度、カードを手放したキミへ 

 『デュエプレ』は、デュエル・マスターズをお手軽に、かつダイナミックな演出で遊べるゲームアプリだ。カードを買う手間も、対戦相手を探す手間もなく、気軽にデュエマを楽しめる。

 これから『デュエプレ』を始める人も、前述したようなシステム・配布カードを使えば、十分に楽しめる。最初はレンタルデッキや配布デッキで実力を磨きながら、好きなデッキを組んでみると良いだろう。

 そして何より、昔デュエマで遊んでいた方にはぜひ遊んでみてもらいたい。アニメや漫画に夢中になって、カードを手に取った時の感動を、デュエリストだった頃の気持ちを、ぜひ『デュエル・マスターズ プレイス』を遊んで思い出してみてほしい。

■関連リンク
『デュエル・マスターズ プレイス』公式WEBサイト

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