メタバースでJOYSOUND曲が歌える“バーチャルカラオケ”が進化 1,300曲が無料で歌い放題に
KDDIは3月18日から、アバター同士でカラオケを楽しめるバーチャルカラオケボックス『カラオケボックスαU』をアップデートし再オープンした。
昨年10月から今年1月にかけて期間限定でオープンしていた『カラオケボックスαU』は、のべ一万回以上の利用を記録しており、人気を博していた。
今回のアップデートでは、歌える楽曲数が100曲から1,300曲に大幅拡大。「JOYSOUND」のカラオケ人気順に、最新K-POPから誰もが知っている定番曲までがいつでも無料で歌い放題になる。
さらに、バーチャル空間上でカラオケを収録し、それを配信できる「カラオケアーカイブ機能」も追加。本機能はカラオケボックスで歌った楽曲を収録し、その様子を誰もがいつでも視聴できるコンテンツとして世の中に配信できるというもの。これにより、誰でも手軽にカラオケ配信者として活躍することができる。
なお、視聴者が収録コンテンツを再生すると、まるで隣で歌われているかのように、カラオケボックス内に歌った人のアバターが登場し、アーカイブされたカラオケを聴くことができる。さらに視聴者は「推しチケット」を購入することで、気に入った楽曲を応援することも可能だ。
同社は、遠く離れた友達とも、メタバース内に設置されたカラオケルームでお気に入りの楽曲を一緒に聴いたり歌ったりするだけでなく、配信者としてアーカイブ配信を行うことも可能となり、『αU metaverse』の楽しみ方がさらに広がるとしている。
■利用方法
『カラオケボックスαU』は、『αU metaverse』アプリから誰でも無料で利用可能だ。「渋谷センター街」エリアの店舗入り口から『カラオケボックスαU』店内に入ると、リアルのカラオケボックスのような空間が現れる。受付では、カラオケルームの空き状況の確認や、大小さまざまなカラオケルームから自分の好きな部屋を選択できる。受付で「ひとりで歌う」モードを選択すると、楽曲を収録し、アーカイブ配信することが可能だ。
また『αU metaverse』では、アバターを通じて配信者とファンが相互コミュニケーションを楽しむライブ配信イベントを行っている。定期的に開催される配信イベント「ライバーランキング決定戦」では、多くの配信者がメタバース内に登場するため、推しの配信者とファンが同じ空間を共有しながらカラオケを楽しめるという、メタバースならではの新しい配信体験を提供している。
カラオケアーカイブでは独自のランキングシステムが導入されるため、配信者のみならず、誰でもカラオケのランキングで競い合うことができるのもポイントだ。3月18日~31日の期間中はカラオケイベント『カラオケチャレンジ ~自慢の一曲をアーカイブしよう!~』を開催。上位入賞者には特別なバッジが称号としてプレゼントされるので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
■関連リンク
https://metaverse.alpha-u.io/news/2024031801
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