『今日好き 卒業編&新年特別編』1話ーー人気継続メンバーが登場 女子全員が気になる男子も

人気の継続メンバーが続々登場! きさきは『卒業編2023』から1年ぶりの参加に

 新年早々、『今日好き』への感謝が止まらないぜ。……本当にありがとう。昨年の『卒業編2023』以来、きさき(寺島季咲)が1年越しに戻ってきてくれた。

 これまで『プーケット編』『沖縄編』『卒業編2023』と、過去3回の旅に継続参加。学年が上がっても、まだ高校1年生だった初登場時から変わらないピュアさ。圧倒的な透明感を誇るビジュアル。その姿は、スタジオの“恋愛見届け人”を務める中川大輔すら虜にするほどだし、彼女と画面越しに再び出会えるなんて、2024年を迎えた甲斐もあるというもの。本当にありがとうすぎる……。

 と、勇み足で語ってしまったのだが、まずは『卒業編2024』の概要から説明せねばならなかった。新たな旅の舞台は、タイ・プーケット(しつこいようだが、きさきが初めて『今日好き』に参加した思い出の地でもある)。集まったメンバーは、男子6名・女子4名の合計10名。うち、継続組は前述のきさきに加えて、前回の『九龍編』からるい(村澤瑠依)、そうた(米山颯太)、そら(中川そら)。さらには、昨年夏の『カンヌン編』より、えいじ(吉田叡史)までもが“高校最後の恋”を探しにきた。さすがは“卒業編”。参加メンバーの半数が継続組とは、なんとも豪華な布陣である。

 また、今回の旅では、男女どちらから告白するのかを最終日に発表するのだが、男子はいつ、どのタイミングでも告白をしてよいという。初日から早速、特別ルールを前向きに活用しようと意気込む男子もいたわけだが……。

そらを巡る三角関係に意外な展開? 「お互いのキモチに早く結果を出したい」

 視聴者が第一に気になるのは、そらを巡る、るいとそうたの“三角関係”だろう。前回の『九龍編』から持ち越したモヤモヤ。新たな旅を迎えたことで、そらがるい、そうた以外の男子を意識したり、逆に別の男子から意識されたりといった展開も捨てきれないが、それでも勝手な願いが叶うならば『九龍編』のふたりとカップル成立を果たしてほしくもある。

 そんなワガママを自覚しつつ、1話の視聴を始めたところ、冒頭の顔合わせから“ん?”となる場面があった。るいとそうたが再会した場面。旅を継続する理由を語った際、るいはそらにもう一度だけ想いを伝えたいと、前回の旅から変わらぬ想いを示していたが、対するそうたから、そらの名前は出てこず。るいの“(今回の旅では)気持ちを切り替えて?”という旨の質問にも頷くなど、ふたりのスタンスに微妙な違いを感じ取れた。

 その違いは、この後の2ショットでさらに明確に。るいはそらを呼び出すと、今回の特別ルールに言及し、最終日を待たずに告白することを宣言。「絶対に行くから」「待っててほしい」と、強く約束した。本音をいえば、初日に告白をしたい想いもあるらしい。相変わらず、るいの勇気は見習いたくなる。

 この2ショットによって、そらはほかの男子から“告白”という言葉が出るたびに、るいとの“約束”を思い出すことになる。そんな印象づけの意味を持たせつつ、先ほどの宣言を終えて、次の瞬間には「海、めっちゃ綺麗」と、あくまで挨拶がわりの2ショットが重たくなりすぎないよう、雰囲気を変えられるところにも『九龍編』での反省や経験を感じられた。

 と、そうたがるいの2ショットに入れ替わる形で登場。だが、るいとは打って変わり、いまいち煮え切らない言葉が並べられたほか、途中には「お互いの気持ちに早く結果を出したい」「この旅を、まずは全力で楽しむことを第一に」など、そらとのカップル成立よりも、どこか別の方向を向いているような印象を覚えた。

 実はこのとき、そうたにはそら以外に気になる女子が。そのメンバーとは、きさき。まだ“気になる”の段階らしいが、あくまで“前に進む”という意味で『九龍編』とは別の可能性を感じたようである。そら、るい、そうたの物語が、想像とは違う方向に転がり始めた。そのきっかけとなったのが、約1年ぶりに登場したきさきとは、やはり継続メンバーの持つ影響力は計り知れない。

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