人気芸人たちの「あか抜けていない頃」をニューヨークが公開 「目が違う」激しい変化に恐怖

 どんなに華のある売れっ子芸人も、最初からお茶の間に受け入れられる風貌をしていたわけではない……。そんな事実がよくわかる、お笑いコンビ・ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)の公式YouTubeチャンネルにおける人気企画の第3弾が公開された。

 2023年12月1日に公開された「【衝撃写真】昔と今の写真を比べてあかぬけた芸人1位を決めよう」と題した動画は、有名芸人のいまと昔の写真を見比べて、もっともあか抜けた人を決めるという企画の第3弾。

 最初に嶋佐と屋敷が目を見張ったのは、ぼる塾・田辺智加の秘蔵写真だ。ふっくらとした体型と柔和な表情で愛される現在のマスコットキャラ的な見た目とは異なり、過去写真では丸顔ながらもほっそりとした輪郭で、ギャル風メイクが様になっている。屋敷は「すごいな!」と声を上げ、「1が100とかじゃなくて、0が100になってるやん。おもろさで言うたら。ちょっとあったおもろさを膨らませたとかじゃなくて、0から100のおもろさを出してない?」と評した。

 また、ダイアン津田篤宏のビフォーアフターもかなりのインパクトだった。吉本興業の養成所・NSC時代に撮影された若き日の写真は、無表情で目が据わっている。一方でいまの宣材写真は、ひょうきんではつらつとしている。20年の時を経ていかにもコメディアン然としたルックスに生まれ変わった津田を、屋敷は「むちゃくちゃな顔になっちゃった(笑)」と笑っていた。

 いまも昔も変わらず二枚目ながら、全くタイプの違う顔つきに変化したのが、チュートリアルの徳井義実だった。48歳になった現在の徳井は、清潔感のあるヘアスタイルと優し気な表情で、年相応の落ち着きが漂う。しかし在りし日の彼は、色黒でセンターパートの髪型をしており、目つきが鋭い。どこか危険な香りのする男といっていい。特徴的な髪型について、嶋佐は「元SMAPの森(且行)くんヘアだよね?」と指摘。屋敷が「相当モテたんちゃう?」と話すと、嶋佐は「この髪型とこの目つき、この肌の焼け具合、これ相当だわ」と同意していた。

 そして、今回の「もっともあか抜けた人」に選ばれたのは、ケンドーコバヤシだった。写真に写された高校時代の彼は、このときラグビー部で主将を張っていたこともあってか、屈強そうな体躯と見下ろすような威圧的な眼差しをしている。ひょうひょうとした雰囲気を帯びた51歳現在の姿とは180度別人だ。屋敷は「これ、マジでこえぇやつやん。ほんとにつええやつやん」「(強すぎて)『BREAKING DOWN』にすら出えへんわ。この人」と驚き、嶋佐は「ヤバいもん。目が全然違う」と恐れを抱いていた。

 コメント欄を見ても、コバヤシに言及するものが多く、「昔のケンコバめっちゃ強そう笑」「ケンコバさんクローズのリンダマンみたい」「ケンコバさん、不良マンガで主人公とライバルの戦いがどんなに激化しても『でも作中の描写からするとこいつが最強』って読者に言われ続けるタイプの風貌」「ケンコバ、キングダムの敵にいそう」などの声が寄せられている。

 どんな売れっ子芸人にも必ずある「何者でもない時代」。次は誰の知られざる過去が掘り起こされるのか。第4弾、第5弾の公開にも引き続き、期待したい。

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