『バルダーズ・ゲート3』新情報が公開 主人公たちの能力や旅の拠点、高度な戦術も

 スパイク・チュンソフトは、12月21日発売予定のPlayStation 5向けファンタジーRPG『バルダーズ・ゲート3』について、マインド・フレイヤーの危険な能力や旅の拠点、高度な戦術などに関する新情報を公開した。

マインド・フレイヤーの幼生がもたらす危険な能力

 本作は、主人公が“マインド・フレイヤー”と呼ばれる邪悪な種族「イリシッド」によって拉致され、脳内に幼生を植え付けられたところから物語が始まる。幼生の宿主は徐々に肉体と精神を蝕まれていくが、同時に強大な力も得る。本作には、主人公以外にも幼生を宿しているキャラクターが複数登場。幼生を宿した者同士はテレパシーのような形で互いの存在を感知でき、コミュニケーションも可能。また、幼生の宿主が命を絶つと幼生を取り出すことができ、その幼生を新たな宿主に寄生させることが できる。その宿主はさらに強力なマインド・フレイヤーの潜在能力を引き出せるが、大きなリスクも伴う。

 また、本作では「アブソリュート」という神を信仰し、マインド・フレイヤーの幼生を宿した者を「トゥルーソウル」と呼んで神聖視する謎の教団が、物語上で重要な役割を担う。教団の指導者のひとり「ガット女司祭」もトゥルーソウルとして登場する。

旅の拠点となる野営地

 主人公と仲間たちの旅の拠点となるのが、野営地だ。パーティーに編成しきれない余剰メンバーは野営地で待機していて、必要に応じてパーティーメンバーを入れ替えられる。仲間に話しかけると、これまでの旅路や今後についての相談、個人的な交流など、さまざまな会話を交わすことができるほか、物語が進展することも。ゲームを進めると、プレイアブルキャラクター以外にも旅に同行する仲間が増えることがある。彼らも野営地に留まり、有益な情報や便利な機能を提供してくれる。

 戦闘で消耗した体力や呪文・スキルの使用回数の回復手段のひとつとして、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のルールに基づいた「小休憩」と「大休憩」のシステムを導入。フィールド上で簡易的な休息をとる小休憩では、体力やクラス固有のリソースなどを一定量回復できる。その場ですぐに回復ができるが、回復する内容は限定的で、小休憩自体にも回数制限がある。一方、大休憩ではすべてのリソースに加え、小休憩の使用回数も回復できるが、野営地に戻る必要があり、食料などの野営物資を消費する。

より高度な戦術「呪文」&「環境連鎖」

 本作には多くの系統の呪文が存在し、基本は1から6までのレベル分けがされている。レベル1の初級呪文は呪文スロットを消費せずに使用できるが、それ以外はレベルごとに設定された呪文スロットを消費して使用できる。高レベルの呪文ほど強力だが、使用できる回数が少ないため、使いどころを見極める必要がある。

 本作の戦闘では、呪文やスキルと周辺環境を組み合わせて環境連鎖を発生させると、通常よりも高い効果を発揮できる。たとえば、可燃性の物質に火をつけて強力な爆発を引き起こしたり、水に電気を流し電撃ダメージを与えたり、水を凍らせて転倒させ敵の移動を妨害したりなど、環境連鎖を理解して使いこなすことで戦闘をより有利に進められる。

 『バルダーズ・ゲート3』は、PlayStation 5向けに12月21日発売予定。希望小売価格は8,580円(税込/パッケージ版・ダウンロード版)となっている。

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