あの人のゲームヒストリー 第二七回:佐々木舞香&齋藤樹愛羅

家族との『マリオ』から睡眠を忘れた『ゼルダTotK』まで =LOVE 佐々木舞香&齋藤樹愛羅が語る“ゲーム愛”

“マイベスト”はオシャレに関するゲーム

――それでは、お2人のマイベストと言えるゲームはどのタイトルになりますか?

齋藤:私は小学1年生のときに視力A・Aだったのに、2年生でD・Dになってしまうくらいずっとやってた『とんがりボウシと魔法の町』。

佐々木:うわー! 懐かしい!

齋藤:魔法学校に通って自分のお店を開くゲームで、やっぱり女の子が好きそうなお店系が好きだったんですよね。お洋服を変えたり、お部屋に好きな家具を置いたり、壁紙を変えたり、魔法を習ったりするのが楽しくて。家のこたつに隠れて、暗い中でずっと『とんがりボウシ』やってたら視力が一気に落ちちゃったんです。そうしたらゲームが禁止になっちゃって。そこから3年間ぐらいはDSを1回もやらせてもらえなかったんです。Wiiはみんなでやるからよかったんですけど、そこから3年間DSができず、スマホを持ってからはまたゲーム熱が再燃しました。だから、いい期間だったのかもしれないです。

――ベストに挙げた理由はありますか?

齋藤:さっきの『たまごっち』も好きだったんですけど、初めて一人でプレイしてハマったゲームが『とんがりボウシ』なんです。私はデータを消しちゃいがちで、『とんがりボウシ』も2、3回ぐらい消えちゃったんですけど、それでもやり直すぐらいにハマっていました。一人で一番ハマったゲームとして選んでいます。

――佐々木さんのマイベストは?

佐々木:私が「これだけやり込んだのはほかにない!」というゲームは『マリオカート』なんですけど、昔集めてたのは『オシャレ魔女 ラブ and ベリー ~DSコレクション~』!。

齋藤:あー!

佐々木:フォルダに入れて、めちゃくちゃカードを持ってました。カードをスキャンさせて、DSに付けるんですよね。

※アーケードゲームで手に入れた“オシャレまほうカード”をソフト同梱のカードリーダーでスキャンすることができた。

齋藤:そうだね。私はそんなに詳しくないけど……。

佐々木:友だちと一緒にやったり、妹とカードを共有したりして、めっちゃ集めてました。懐かしいな。いま思うと「ムズくない?」って思う。(齋藤に向けて)やったことある?

齋藤:『ラブベリ』は私もやりたかったんだけど、お母さんに「早い」って言われて。

佐々木:私と同じ世代くらいの女の子はみんなやってたと思う。あれでオシャレに目覚めた子が多かったから。私はそこで閉じちゃったんだけど(笑)。ゲームセンターにも通ってたし、DSでもやってたし、どっちでもやってました。

――齋藤さんも佐々木さんもオシャレに関するタイトルが挙がりましたね。

齋藤:たしかに。女の子が好きそうなゲーム。

佐々木:昔はね。

齋藤:そういうのが楽しかったよね。

――最近プレイしているゲームはなんですか?

佐々木:私は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、『ゼルダの伝説TotK』)です。『アイ=ラブ!げーみんぐ』で取り上げてから買って、1日11時間プレイしてました。仕事が終わった夜から始めて、気づいたら朝の11時で「ヤバい!」ってなって、お風呂に入ってそのまま仕事に行く……みたいなのが1週間ぐらい続いて、全然寝てなかったです。でも、やってるうちにすぐ時間が過ぎちゃって、不思議と眠くならないんですよね。

齋藤:びっくりしました。「ちゃんと寝れた?」ってLINEを送ったら、「まだ起きてるよ」って(笑)。

佐々木:気づいたら朝になってて。

齋藤:あの一番忙しい時に!

佐々木:『イコノイジョイ2023』(※)のちょっと前ぐらいからだね。

※7月29日、30日に富士急ハイランド コニファーフォレストで開催された、=LOVE、≠ME、≒JOYによる合同コンサート。

齋藤:信じられない。

佐々木:忙しくなるから全部終わってから、と思ってたんですけど、我慢できなくて買っちゃいましたね。もうずっとできる。時間の流れが一瞬過ぎて、あと10分、あと10分を繰り返して、いつもドタバタで家を出てました(笑)。私は『ゼルダ』のことをそんなに詳しくは知らなかったんですけど、それでものめり込めましたし、ストーリーも感動するところや、ちょっと面白いところもあったりして、すべてが詰まってる。世界観やグラフィックが綺麗で、お散歩してるだけで時間が過ぎちゃう。すごい世界だなと思います。

――現実世界の見え方が違ってくると言いますよね。

佐々木:違いますね。自分はいつもソファに寝っ転がりながらやってるから、ゲームの中で戦ったり、馬に乗ったりして行動していると、ゲームが現実だったらいいのになって思います(笑)。

――『アイ=ラブ!げーみんぐ』でやっていなかったら、出会えなかったかもしれない。

佐々木:そうですね。この番組をきっかけに出会ったゲームも多いです。『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』もやりましたし、第1回目の収録でやった『オーバークック2』も買ったんですけど、ちょっと難易度が上がるともう1人では手が回らないんですよ。協力プレイが楽しいゲームなので。そこからやらなくなっちゃいました……(笑)。誰か一緒にやってくれないかなと思ってます。

――齋藤さんは『ゼルダの伝説TotK』はプレイしていないんですか?

齋藤:私はまだプライベートではできていなくて。舞香ちゃんが夜中からお昼までやってるっていうのを聞いて、私がやったら20時間ぐらいたっちゃうんじゃないかと怖くて。

佐々木:買った後に「樹愛羅もやってよ」って言ったよね。

齋藤:弟が持っていて、お家にはあるの。冬になったらやろうかなと思ってます。

――齋藤さんが最近プレイしているゲームはありますか?

齋藤:『Dead by Daylight』をやっています。最近はホラーゲームに興味があって、いま一番やりたいのは「バイオハザード」シリーズなんです。以前は1戦ごとに戦うゲームばかりで、目標に向かって進んでいくタイプのゲームをほとんどやったことがなくて。自分から避けてきちゃってたところがあるので、18歳にもなりましたし「バイオハザード」に挑戦してみたいです。

――ホラーだと『零 ~月蝕の仮面~』を番組でプレイしていましたね。

齋藤:あのときは番組のみなさんがいたからいいですけど……あれを一人でやるのはなかなかハードルが高いなって思います。

佐々木:あれは怖かったよね? ゾンビとかの方が、まだ現実味がなくて。

齋藤:そう。ゾンビから入って、いつか幽霊にもいけたらいいなと思います。

佐々木:(野口)衣織に『バイオハザード』を借りてやったことがあるんだけど、めっちゃ怖かった。ほぼ目を閉じてやってた。

齋藤:私も衣織ちゃんがやってるのを隣で見てたことがある。私がまだ中学生ぐらいのころで、撃ったのにまた出てきてっていう感じだった。

佐々木:でも樹愛羅は慣れれば得意そう。

齋藤:得意かな? もっといろんなゲームをやりたいです。

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