飲み系YouTuberが“飲酒NG”で活動休止 酒村ゆっけの事例からマルチクリエイターのメリットを考える

 8月4週目、YouTubeチャンネル「世界一のゆっけ」を運営する酒村ゆっけが、ドクターストップにより一時動画投稿を休止することを発表した。お酒に関する動画を制作する酒村に一体なにがあったのか。今回は、お酒好きな酒村の動画投稿休止の発表から、飲み系クリエイターの活動を考えてみたい。

皆様に大切なお知らせがあります…【酒村ゆっけ、】

 酒村ゆっけは2019年12月、YouTubeに「世界一のゆっけ」チャンネルを開設すると、以降は「楽しく美味しくお酒を飲む」というコンセプトのもと、ひとり飲み動画で人気を獲得。チャンネル登録者数は99.4万人を突破している人気YouTuberである一方、豊富な語彙を活かし、小説やエッセイ本を出版するなどYouTube以外の活動も積極的に行なっている(8月27日時点)。

 酒村は8月20日に投稿した動画で、「ちょこっと投稿をお休みすることになりました」と発表。理由については「お医者さんにお酒飲むのはNGっていわれてしまった」と説明し、「相方がいなくなってしまうと、自分自身も楽しみながら動画をつくることができない」と、動画の投稿をストップすることにしたと話す。

 自身のチャンネルを「ビールとのカップルチャンネル」と呼ぶほどお酒好きな酒村は、お酒を飲めないことについて「酒彼氏と一緒にいられないことが本当に悲しい」「失恋っていうのはこういう感じなのか」と発言。登録者数100万人目前での休止になってしまったことについては、「こんな不測の事態が起こるとは」と嘆いていた。

 なお、食べ物については医師からの制限はないとのこと。「大きな病気ではないのでご安心ください」と、詳細については言及していないが、休止期間中は「溜まりにたまった執筆という名の夏休みの課題を消化していこうと思います」と、執筆活動に専念するとしている。

関連記事